【 家族向け 】アルツハイマー型認知症について詳しく【 割合・症状・経過 】‐ 前編 ‐
アルツハイマー病とは脳細胞の中に異常タンパク質がごくゆっくりと蓄積されていく病気です。特に記憶を司る海馬という部分に蓄積されやすいため、ほとんどの場合が物忘れ症状(記憶障害)から始まります。前編ではアルツハイマー病の症状や経過について、後編ではアルツハイマー病の治療について少し詳しく解説していきます。
認知症を引き起こす病気 ‐ 4タイプとその割合 ‐
認知症を引き起こす病気を4タイプに大別して原因となる代表的な疾患をピックアップしました。日本では圧倒的に『 アルツハイマー病、レビー小体型認知症、ピック病などのゆっくりとした認知症の進行は避けられない病気 』がその割合を占めています。
【抑うつ状態・せん妄状態】一見すると認知症だが、間違えてはいけない
抑うつ状態やせん妄状態では認知症とよく似た症状が起こるため一見すると誤解されがちです。せん妄は突発的に起きますが、通常であれば一過性なので改善が可能です。安易に認知症と決めつけず、まずはせん妄や抑うつ状態を疑ってみることは臨床的にとても大切です。