Written by M.Ken'ichi

認知症に関する記事一覧


認知症

アルツハイマー型認知症の陽性症状は介護者にとって大きな負担になることがあります。薬で鎮静化させるのは容易ですが、『 認知症は病気の症状であること 』『 生い立ちを知って症状の予測を立てる 』など、薬に頼る前に試みていただきたいことがたくさんあります。

認知症

アルツハイマー型認知症は今までできていた能力の喪失(=陰性症状)、今までになかった異常な言動や行動の出現(=陽性症状)に大別されます。陰性症状とは記憶障害、遂行機能障害、注意障害など。陽性症状とは妄想、幻覚、興奮など。問題になりやすいのは陽性症状ですが、極端な方はごくわずかです。

認知症

交通事故の後遺症には高次脳機能障害があります。ここでいう高次脳機能障害とは、いわゆる前頭葉症状です。主な症状は『注意障害、遂行機能障害、記憶障害、行動と感情の障害』です。軽度外傷性脳損傷のように画像に表れない高次脳機能障害もあるため、『なんだか、以前と様子が違うな』と感じた場合、専門医への受診を強くお勧めします。

認知症

頭部外傷(脳震盪)はアルツハイマー型認知症の発症率を高めると言われています。具体的な発症メカニズムについては、残念ながら未だに定説はありません。しかし『 脳予備能の低下 』が発症率を高める可能性があることが報告されています。なおここ数年、スポーツ界隈でも頭部外傷と認知症の関係性について議論がなされています。

認知症

物忘れ外来と認知症外来は同じ意味であり、いずれも認知症を診るための専門外来です。認知症の診療では『 生活上の障害がどの程度あるのか 』が重要です。したがって、本人だけではなく同居するご家族からの情報が必要不可欠です。ポイントは➀現在の状態➁これまでの経過➂既往歴についてです。

認知症

MCIと認知症の違いは、日常生活に支障があるかないかの差です。MCIは、いわゆる正常と認知症の中間的な概念です。ごく軽い認知機能の低下はあるものの、認知症ではありません。アルツハイマー型認知症の予備軍として扱われることが多いですが、必ずしも全員が移行するわけではありません。

認知症

認知症検査における『 追加課題を加えたMMSEの方法とポイント 』をお伝えします。標準のMMSEでも構わないのですが、追加項目を加えたほうが深く探れます。もちろんMMSEだけですべての認知機能が把握できるわけではありませんが、きちんと操れるとぐっと考察が深まります。

認知症

認知症検査や高次脳機能検査においてMMSEは一般的に行わており、正常:28点 - 30点、軽度認知障害(MCI):24点 - 27点、軽度認知症:23点以下と定義されています。しかし、点数だけに注目していると思わぬ誤りにつながる可能性があります。重要なのは『 点数よりも中身 』なのです。

認知症

認知症の代表的な4種類はアルツハイマー型認知症(67.6%)、脳血管性認知症(19.5%)、レビー小体型認知症(4.3%)、前頭側頭葉変性症(1.0%)です。今回は典型的な主症状についてのみピックアップしてお伝えします。後半には2025年の日本国における認知症患者の動向について書いてみました。ご参考までにどうぞ。

認知症

➀最近のニュースではどんなことがありましたか?➁今の季節は何ですか?➂今日は何月でしょうか?といったごく簡単な質問で認知症の兆候を探る方法です。同居・非同居のご家族に限らず、親しい友人などから聞いてもらっても構いません。家族向けと書きましたが、高度専門職のいない介護施設などでも簡単にできるのでおすすめです。