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アルツハイマー型認知症とは|陽性症状への対応と治療
アルツハイマー型認知症の陽性症状は介護者にとって大きな負担になることがあります。薬で鎮静化させるのは容易ですが、『 認知症は病気の症状であること 』『 生い立ちを知って症状の予測を立てる 』など、薬に頼る前に試みていただきたいことがたくさんあります。
アルツハイマー型認知症とは|症状と経過について
アルツハイマー型認知症は今までできていた能力の喪失(=陰性症状)、今までになかった異常な言動や行動の出現(=陽性症状)に大別されます。陰性症状とは記憶障害、遂行機能障害、注意障害など。陽性症状とは妄想、幻覚、興奮など。問題になりやすいのは陽性症状ですが、極端な方はごくわずかです。
交通事故による頭部外傷(脳震盪など)はアルツハイマー型認知症の発症率を高める
頭部外傷(脳震盪)はアルツハイマー型認知症の発症率を高めると言われています。具体的な発症メカニズムについては、残念ながら未だに定説はありません。しかし『 脳予備能の低下 』が発症率を高める可能性があることが報告されています。なおここ数年、スポーツ界隈でも頭部外傷と認知症の関係性について議論がなされています。
アルツハイマー型認知症|陰性症状と陽性症状に対する治療薬
アルツハイマー型認知症の治療薬は陰性症状(記憶障害、注意障害、遂行機能障害など)に対するもの、陽性症状(妄想、幻覚、興奮、易刺激性、抑うつ、不安、脱抑制、異常行動など)に対するものに大別されます。いずれにせよ、根本的に良くする薬ではありません。状況によりますが『薬物治療は最終手段』であることを忘れてはいけません。
アルツハイマー型認知症とは|陰性症状への対応と治療
ざっくり言うと『 環境作りと介護 』によって生活リズムを整え、『 薬に頼らない治療 』を適宜取り入れ、『 薬による治療 』によってサポートすることが、アルツハイマー型認知症の陰性症状への対応と治療になります。適切な対応や治療を行えば認知症の進行はごくゆっくりと進むだけで済みます。
アルツハイマー型認知症とは|割合と危険因子について
アルツハイマー型認知症とは、脳細胞の中に異常タンパク質がごくゆっくりと蓄積されて発症する病気です。多くの場合、もの忘れ(記憶障害)が初期症状です。割合は認知症全体の約70%を占め、男女比はおよそ1:2くらいです。危険因子は加齢、性別(女性)、低教育歴、頭部外傷の病歴、遺伝性危険因子の存在が挙げられます。