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【EPIgas】BPS型ストーブとBPS-Ⅱ型ストーブの決定的な違い

キャンプ

EPIgasの往年の名機であるBPS型とBPS-Ⅱ型の決定的な違いは『他社のガスカートリッジが使えるかどうか』です。実際に試したところ、BPS型では他社のガスカートリッジが使用可能でしたが、BPS-Ⅱ型では他社のガスカートリッジを装着できても使用することはできませんでした。

ちなみに他社と言ってもCAPTAINSTAGしか試していないので、もしかしたら他のメーカーであれば使用できるかもしれません。とは言うものの、基本的に同じメーカー品での使用が原則なのでこのあたりは自己責任となります。

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本日の内容

  • BPS型ストーブとBPS-Ⅱ型ストーブの決定的な違い
  • ゴム製Oリングは定期的に交換しよう
  • まとめ

BPS型ストーブとBPS-Ⅱ型ストーブの決定的な違い

EPIgas BPS型 BPS-Ⅱ型 違い
決定的な違いは『他社のガスカートリッジが使えるかどうか』です。外観についてはガスカートリッジとの接続部に違いがある程度であとはほとんど同じですが、とりあえず参考画像をいくつか載せて比較していきます。

BPS型ストーブとBPS-Ⅱ型ストーブの外観の違い

EPIgas BPS型 BPS-Ⅱ型 違い
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写真左がBPS型、写真右がBPS-Ⅱ型です。どうでしょう、BPS-Ⅱ型だけ使用済みなので少しくすんでいますが、外観はたいして変わりありません。

ただしガスカートリッジとの接続部に注目してみると、BPS-Ⅱ型では金属部の外周に黒い部分が追加されています。どうやらこの有無がガスカートリッジの差別化の一翼を担っているようです。

BPS型ストーブとBPS-Ⅱ型ストーブの製造元の違い

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わたしの個体を見てみると『BPS型:1987年製、BPS-Ⅱ型:1995年製』と記載されており、公式ホームページによると以下のような歴史があるそうです。

BPS型:Made in England(1986年~発売)
BPS-Ⅱ型:Made in Japan(1994年~発売)

個体には「Made in ○○」との記載はありませんが、製造年からすると『BPS型:Made in England、BPS-Ⅱ型:Made in Japan』ということがわかります。

ちなみにどちらもそれなりの重量があるため、登山に持っていくにはやや荷物です。そんなときはフラグシップモデルのREVO-3700 STOVEもしくは軽量コンパクトなQUO STOVEがおすすめです。

ゴム製Oリングは定期的に交換しよう

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公式ホームページのQ&Aには以下のように書かれています。

接続部のコンロ側およびスピンドルにガスが漏れないようにゴム製Oリングを入れていますが、Oリングは一定期間の使用や経年に より硬化、ヒビ割れが生じます。その為、密着性がなくなりガスが漏れてしまいます。ご使用前もしくは定期的に点検をして下さい。摩耗・損傷・変形等しているとガス漏れの恐れがあり大変危険です。お買い求めの販売店もしくは、お近くの販売店に交換修理を依頼して下さい。

接続部の中を覗いてみると、たしかにゴム製のOリングが確認できます。交換修理を依頼しても構いませんが、Oリングさえあれば自分でできるようです。私はまだやったことはありませんが、とりあえず参考動画(はたやんドットコムさん)を張っておきます。

まとめ

イグナイター(点火装置)こそありませんが、質実剛健な感じがとても気にいっています。いずれもオフハウスで手に入れたものですが、30年が経過した現在でも問題なく使用できるってすごくないですか。質感や重量などを含めて愛着が持てる一品なので、見つけたら是非ゲットしてみてください。