Written by m.kenichi

【エクストレイルクリーンディーゼル】走行距離18万kmまでに現れた諸症状とその交換費用

HOW TO

平成22年式(2010年式)のエクストレイルクリーンディーゼル車(型番DNT31)に乗っています。この記事を書いている時点で、新車で購入してから13年目。走行距離は18万kmを過ぎ、間もなく19万kmに到達します。

今回は走行距離18万kmまでに現れた諸症状とその交換費用についてざっくりと挙げてみます。なお車検費用や保険料、各種税金、燃料費、オイル交換代、タイヤ代、ブレーキパッド代は除きます。

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交換費用

交換費用は628,730円(部品代・技術料含む)。これに加えて上記の費用がかかってくるため、本当の総額はわかりません。とりあえず今回は、それなりに大きな交換が必要だった部品のみをご紹介します。

部品名と交換費用(部品代・技術料含む)

  • フロント ロアアーム 58,400円
  • フロント ハブベアリング 72,900円
  • オルタネーター 54,300円
  • エアコン エバポレーター 134,343円
  • インジェクションポンプ 265,587円
  • ワイパー(フロント、リヤ) 43,200円
  • 交換部位の諸症状について

    自動車、ましてや日本の自動車なんてそうそう壊れません。とはいえ、さすがに10万km以上走っているとどこかしら傷んでくるのは避けられません。ここでは交換部位の諸症状について、実体験をもとにお話していきます。

    フロントロアアーム

    交換時期:10年目 走行距離:14万km

    ロアアームはタイヤとサスペンションと車体を繋ぐ役割をもつ重要な部品で、フロントにもリヤにも存在します。エンジンなどを積んでいたりステアリング操作をする都合上、フロント側の負担が大きくなるため、どうしてもリヤ側よりも交換時期が早まります。

    最初に気づいたのは小さな段差を越えるとき。段差を越える度にフロント側で「コトンッコトンッ」と異音がします。何だろうと思いつつも、普通に走れたので放っておきました。結局車検のタイミングで指摘され、フロントロアアームの症状いうことが判明。

    車検費用+交換費用だったのでものすごく迷いましたが、結局交換しました。壊れてしまうといよいよ走行不不能になるからです。交換後はなんとなく乗り心地が良くなった気がします。もちろん異音も消えました。最近はリヤ側にも症状が出てきたので、交換するか悩み中です。

    フロントハブベアリング

    交換時期:13年目 走行距離:18万km

    ハブベアリングは車体とタイヤを繋ぎ、車体の重さを受け止めて車輪を回す役割をもつ重要な部品です。ロアアーム同様、フロントにもリヤにも存在します。こちらも例にもれず、やはりフロント側のほうが負担が大きくなるため、リヤ側よりも交換時期が早まります。

    正直、最初は気づきませんでした。ただ最近、走っているとなんとなく「ゴォー」という唸り音がするという程度。気のせいかなとも思っていましたが、走行速度に関係なく唸ります。とりあえずディーゼルエンジンの音ではなさそうでした。まあでも普通に走れるので放っておきました。

    別の点検ついでに見てもらったところ、フロントハブベアリングの症状ということが判明。指摘されてからしばらく走っていましたが、気にし始めた途端に音が気になって気になって仕方がありません。これまた迷いましたが壊れるとシャレにならないので、結局交換することにしました。

    交換後はなんということでしょう。新車の如く静かな走行音、上質な乗り心地、ハンドリングもキレッキレ、嬉しいことに+1kmほど燃費まで改善しました。どうせなら、もっともっと早く交換するべきでした。

    オルタネーター

    交換時期:13年目 走行距離:18万km

    オルタネーターは発電機のことで、エンジンの動力を利用して発電し、ついでにバッテリーを充電してくれる重要な部品です。様々な電気系統(カーナビ、ライト、パワーステアリング、パワーウィンドウなど)の源になっています。

    ※以下、オルタネーターに関する内容はうろ覚えです。すみません。

    交換する1年前くらい、エンジンルームから突然「カラカラ」と異音が鳴り出しました。アイドリング中も走行中も同様に聞こえてくるので点検してもらったところ、「オルタネーターとエンジンを繋ぐファンベルトが緩んでいる」とのことでした。エクストレイルではよくある症状だと言っていた記憶があります。とりあえずファンベルトを締め直してもらったら異音は消えました。

    その後、というか時を同じくして、最近エンジンのかかりが悪いなと思っていました。一発でかからないけど二発目でかかるといった具合。こちらもついでに相談したところ、詳細は忘れましたが「オルタネーターも交関係あるかなあ」みたいなことを言っていたような気がします。

    結局冬も近かったこともあり交換することにしました。リビルト品があったのでそちらを選択。心なしかエンジンのかかりは良くなった気がしますが、電気系統に変化は感じられないし、これといった大きな違いはわかりませんでした。

    エアコンエバポレーター

    交換時期:13年目 走行距離:18万km

    エバポレーターとは熱交換器のことで、これ自体が冷えることで流れてくる空気を冷やし、冷たい空気を作り出す役割があります。余談ですが、エアコンがカビ臭いのはここが原因です。

    突然死という言葉があるように、突如としてエアコンが利かなくなりました。というか、もしかしたら少しずつ利きが悪かっただけで、それまで気づかなかったのかもしれません。

    まだまだ残暑が続く時期だったこともあり、早速点検してもらいました。真っ先にコンプレッサーの故障を疑われましたが、どうやら違ったみたい。エアコン自体はスイッチを押すと同時に作動音が確認できました。

    後日取りに伺うと、エバポレーターを交換して万事OKとのこと。ダッシュパネルを外す作業がとても大変だったと嘆いていました。それにしても、もしかしたら次はコンプレッサーが逝ってしまうのではないかと今から不安でなりません。

    インジェクションポンプ

    交換時期:13年目 走行距離:18万km

    この記事のハイライト、交換費用がぶっちぎりで高かったやつです。インジェクションポンプとは燃料を加圧して、高圧のシリンダー内に燃料を噴射するためのポンプです。圧縮比が非常に高くなるディーゼル車にとって、正に心臓ともいうべき重要な部品です。

    交換する半年前くらい、走行中に突然エンストを起こしました。バイパスに合流するために加速しようとアクセルを踏み込んだ矢先の出来事でした。マジで焦りました。

    すぐさま寄せて一旦エンジンを切り、落ち着いて何度かキーを回したら無事に始動しました。しかしエンジン警告灯が点灯したまま消えません。これは絶対にヤバいやつだと察しましたが、他の交換費用も嵩んでいたこともあり点検を渋っていました。

    そんなこんなでそのまま乗っていると、そのうちエンジンマークが消えました。とりあえず一安心かと、勝手に言い聞かせていましたがそれも束の間、この半年間のうちに5回ほど走行中にエンストするようになりました。いずれも幸い、低速走行時且つ他の車両がいなかったのが救いでしたが、さすがにこれはもうダメだと思い、今回はディーラーに駆け込みました。

    まずは問診。私からは「低速走行からアクセルを踏み込んで加速するタイミングでエンストを起こした」「半年前くらいから度々」「エンジン警告灯が点灯したけどいずれ消える」「アクセルを踏んでも心なしか吹き上がりが悪い」ということを伝えました。

    当日のコンピューター診断の結果、フューエルポンプ界隈の問題であることが判明。おそらくインジェクションポンプかなと言われた記憶があります。さすがに高くつくことはわかっていました。いっそのこと乗り換えも頭をよぎりましたが、だいぶ交換費用をかけたし愛着のある車です。即決で部品交換を依頼しました。

    インジェクションポンプのリビルト品は品切れ。そもそも交換してみないと、そのモノが正常に動くかわからないと言われました。かと言って純正品は高いので、結局社外品を用意してもらいました。

    交換後、まず気づいたのがエンジンのかかりが良くなったこと。正直、オルタネーターの交換では微々たる変化でしたが、これが明らかに改善しました。安定の一発始動です。さらに吹き上がりも格段に改善。非常にトルクフルで、ドッカンターボも復活しました。もうね、新車かなって感覚です。そして何より、なんと言っても走行中にエンストしないという安心感。これに尽きます。

    なんてバカなことを言っていますが、全くグズグズしている状況ではなかったです。一歩間違えば大事故につながりかねません。絶対すぐに点検してもらいましょう。

    余談として、今回はインジェクションポンプの交換で済みましたが、エンストの症状が出るずっと以前から不調だったことが考えられます。そんな状態で長いこと乗っていたため、もしかしたらクリーンディーゼル車の特徴であるDPF機構に異常が出るかもしれないと言われました。ここが壊れたら、さらにとんでもない額の交換費用がかかります。そのときはもう、さすがに乗り換えですね。

    ワイパー(フロント、リヤ)

    交換時期:13年目 走行距離:18万km

    頑張れば、もしかしたら唯一自力で交換できたかもしれない部分、ワイパー(フロント、リヤ)の一式交換です。ずいぶん前から、フロントワイパーを動かすと端部に差し掛かったところで「カタン、カタン」と音がしており、リヤに至っては半分くらいしか拭かれていない状態でした。

    なにぶん大きな支障がなかったので放っておいたのですが、何かの拍子に気になり出したら、もう気になって気になって仕方がなくなりました。結局、諸々交換したこのタイミングで一緒に交換することにしました。

    フロントはガタつきが強い傾向で、フロントもリヤも錆び錆びでみすぼらしい状態でした。交換後はもうバッチリ。新品なので調子良好、見た目も良好です。降雪前に交換して良かったと思います。

    まとめ

    自動車のランニングコストはバカになりません。上記に加えて車検費用や保険料、各種税金、燃料費、オイル交換代、タイヤ代、ブレーキパッド代などがかかってくるのでとにかく出費が多い。

    エクストレイルクリーンディーゼルに限らず、コストパフォーマンス的には長く乗るのが良いのか、ある程度のところで乗り換えるのが良いのか、正直なんとも言えません。

    とはいえ自動車は消耗品。もし長く乗るつもりならば消耗品は早めに交換してしまったほうが、後々出費が重ならずに済むのでおすすめ。中古車で購入をお考えの方にとって、何かしら参考になれば幸いです。

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