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【Nikon D50+Ai AF NIKKOR 50mm f/1.8D】|Dタイプで気軽にスナップ

カメラ

Nikon D50+Ai AF NIKKOR 50mm f/1.8Dでスナップ写真を撮ってきました。感想とともに作例を少しご紹介いたします。

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Nikon D50+Ai AF NIKKOR 50mm f/1.8Dの作例

  • すべて未加工
  • フィルター未使用
  • 仕上がり設定:標準
  • JPEG撮って出し
  • ホワイトバランス:オート
  • 焦点距離:換算75mm
  • 絞り値:f/2.8 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:200


    自分で言うのもなんですが、めちゃめちゃ良くないですか。波紋の動きがあるにも関わらず時が止まったかのような静けさ、なんなら美しさや品すら感じます。加えて色味がとても良いです。久しぶりにドキッとする写真が撮れて大満足です。Nikon D50…侮れませんね。

    絞り値:f/2.8 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:200


    Nikon D50は基本的に赤味が強い傾向にあると思います。この赤い風鈴や手水舎の材木に目をやるとそれがよくわかるでしょう。これはこれで良いのですが、先ほどの写真と比べると色味の差が極端です。とはいえ被写体が違うのでなんとも言えませんね。

    絞り値:f/2.8 シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:200


    手水舎に太陽光が射していました。明暗のコントラストが強いですが、明部も暗部もなんとかJPEGでも解像しているのではないでしょうか。ちなみにRAWだとしっかり残っています。

    絞り値:f/8 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:200


    河川敷の木ですね。Nikon D50は610万画素なので草木をズームアップするとさすがに粗雑感は否めませんが、等倍率で眺める分にはまあ耐えられるのではないでしょうか。

    絞り値:f1.8 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:200


    暗部はなんとか耐えています。絞り開放や光の加減もありますが、木鼻の彫刻の立体感が素晴らしいです。立体感があるから躍動感すら感じます。もともとの彫刻の良さもあるのでしょうが。ちなみに柱はやっぱり赤味を帯びています。

    絞り値:f/8 シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:200


    露出が暗すぎました。たまたま右下のカワウが翼を広げていたり、たまたま飛行機が離陸したり、少しおもしろい構図かなって思います。写りのほうはですね、ちょっと粗いかな。近距離撮影ではそんなに気にならないようですが、遠距離撮影では低画素の影響が如実に出るのかもしれません(適当)。

    感想

    使えば使うほど特徴やクセがあるけどこれはこれで良いカメラだなって感じます。全体的に赤味に振られてしまうのは以前にも申し上げましたが、もともと「我が家のファースト一眼レフカメラ」ということで発売された経緯から、おそらく人間の顔色を良く見せるための仕様なのかもしれません。

    今回は珍しくオートホワイトバランスで撮影してみましたが、これが意外と良さそうです。特に一枚目の写真色味や質感はオートホワイトバランスがうまく反応してくれたかなって感じます。さすがに現行機と比べるのは論外でしょうが、極端にブレることなくまあまあそれなりにお任せしても良さそうです。

    そしてやはり、このカメラの一番の特徴はなんといってもDタイプレンズが使えることでしょう。その中でも一番コンパクトなので持ち運びも苦になりません。古い分だいぶお求めやすくなっているDタイプレンズが気になる方にとっては悪くない選択肢かもしれません。

    とはいえやっぱり古いので機能性を求めてはいけません。あくまでも当時のエントリークラスなので広い心をもち、当時のNikonに思いを馳せながら使うのがよろしいかと思います。