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夏・さどまる俱楽部で行く、2泊3日の佐渡旅2023

旅行

今年も「さどまる俱楽部」を利用して夏の佐渡島に行ってきました。この記事は備忘録ですが、佐渡旅をお考えの方に少しでもお役に立てれば幸いです。

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本日の内容

  • スケジュール
  • 感想
  • さどまる俱楽部

スケジュール

「さどまる俱楽部」の特典を受けるには「初日に宿泊施設で一泊すること」が条件です。今回は両日ともにドンデン高原ロッジに宿泊しました。

日時 2023年8月5日~7日
期間 2泊3日
人数 大人二人、子ども一人
宿泊先 両日:ドンデン高原ロッジ(電話予約)
料金 【交通費(往復)】
車両航送運賃:18,560円
大人二人(2等):7,800円
子ども一人(2等):1,960円
燃料油価格変動調整金(車両):9,020円、(3人分):4,660円
小計:42,000円

【宿泊費】
2泊3日:4,600円(テント+入浴+素泊まり+三人分)

【合計】
46,600円

感想

今回は初めて8月の佐渡島に行ってきました。目的は海水浴の一択。いつもの入崎海水浴場で2日間とにかく泳いだりして過ごしました。例年に比べると雨が少なく暑い日が続いており、浅瀬なんてお湯かなってくらい海水温が高かったです。冷たいのが苦手な私にとってはこの上なく泳ぎやすい環境でしたが、まあ暑すぎる(熱すぎる)のもどうかなって感じです。

「佐渡島のハイシーズンは8月」です。7月だと梅雨明け直後で海水浴を楽しむにはまだ少し冷たかったりするので環境的にはイマイチな印象です。それを知ってか知らずかカーフェリー内は県外ナンバーだらけで、県内ナンバーのほうが少なかったように思います。とにかくもう大混雑でした。

今回泊まったドンデン高原ロッジは標高およそ1,000mに位置しています。標高が100m上がると気温がおよそ0.6℃下がると言われており、さらに佐渡島は新潟市と比べると最高気温が2~3℃低いことから、8月にも関わらず日が暮れる頃には少し肌寒く感じました。さすがに日中日が照っていると暑いですが、それでも風が吹くとわりと心地よく感じました。

入崎海水浴場は佐渡島の外海府に位置しています。海水浴場には温水シャワーが完備されており、すぐ横には入崎キャンプ場も併設されているため、連泊で海水浴やキャンプを楽しむことも可能です。ただし、如何せんアクセスがとっても悪いです。まあそれもあってか人も少ないので、のんびりと過ごすことができます。

同じ県民ですらほとんど行きませんが、夏の佐渡島は最高です。ハイシーズンはとても混み合いますし、フェリー代もバカになりませんが、是非一度は訪れていただきたいと思っています。

入崎海水浴場(初日、二日目)








フェリーを下り、買い物を済ましたら入崎海水浴場に直行です。直行とはいえ外海府なので片道で60分ほどかかります。海岸線ではTUBEを聴きながらドライブして向かいました。

到着するとすでに先客がちらほら。どうやら連泊組が多いようです。私たちもささっと準備を済ませたら早速海へ。んー、全然冷たくない。冷たいのが苦手な私でもすんなり入れるくらい今年の海は温まっています。7月中旬以降、良くも悪くもまとまった雨が降っていなかったことが原因でしょう。

海の中を覗いてみると、浅瀬はちょっと濁ってる。風が少しあって、海がほんのり荒れていたことが原因かもしれません。とはいえ全然許容範囲だし、先の方までばっちり視認性OKです。小魚もたくさん泳いでおり、捕まえようと必死に追いかけ回しました。

二日目にはすぐ先にある飛び込みスポットへ。高台に立つと想像以上に高度感があり足がすくみます。もちろんこんな高い所から飛び込めないので下のほうからダイブしました。かなり深いため飛び込んだ先でぶつかることはありませんが、ビビッて手前に落ちてしまうと岩肌で怪我をするでしょう。それと波が高い、あるいは強いときは絶対にやらないでください。たぶん流されます。

ドンデン高原ロッジ(初日、二日目)





初日、二日目ともにドンデン高原ロッジに宿泊しました。宿泊と言ってもテント泊ですが。ドンデン高原ロッジから入崎海水浴場は30分ほどの峠道一本で往来できるので、まあ近いっちゃ近くて良いです。しかし峠道なので道路事情は良くありません。運転には気を付けたほうがよいでしょう。

標高およそ1,000mに位置するロッジの夜は、想像以上に涼しいというか肌寒くさえ感じました。真夏とはいえやはり標高が高いところでのテント泊には注意が必要ですね。反省です。

人工光が比較的少ない佐渡島では満天の星空が堪能できます。天の川も肉眼で確認できたし、日本海に浮かぶ月の道も楽しめました。宿泊客は皆こぞって夜景を楽しんでいました。

早朝には幻想的な朝焼けも拝むことができ、文句なしに良い日を過ごせたと感じました。ちなみに、さすがに陽が昇ってくると暑さを感じますが、風さえ吹いていればわりと快適に過ごすことができました。

佐渡博物館



最終日、朝ごはんはこちらも定番になりつつある「麺や いわみ亭」の卵かけごはんセット。AM7:30から営業しており、使用する生卵もその時々の産地から直送されたものを使用しています。どれほど卵の違いが分かるのかと問われると何とも言えませんが、毎回おいしい卵かけごはんをいただいております。

朝食を終え、フェリーまでの時間を持て余した私たちは佐渡博物館に寄ってみました。写真はありませんが、The・地方の博物館って感じの館内です。陰気臭さは否めませんが、時間もあるしせっかくなのでじっくり見てきました。

展示内容は佐渡島が出来上がるまでの歴史、成り立ちを示す岩石から各種化石、考古学的な遺跡、佐渡金銀山の歴史など。あまり期待していませんでしたが、佐渡島の歴史がぐっと凝縮された展示内容に、わりと真剣に見入っていました。

若い子たちはあまり興味が湧かないかもしれませんが、年をとるとこういった歴史に触れたくなるものです。個人的には楽しかったですね。何度も行くことはないと思いますが…。

さどまる俱楽部

詳細は「さどまる倶楽部」のホームページをご参照いただけたらと思いますが、よくよく計算してみると佐渡汽船公式サイトから申し込んでも、さどまる俱楽部から申し込んでも旅客運賃は変わりません。

ただし車両航送運賃が往復5,000円~安くなったり、観光バスやレンタカー、タクシーの利用料金が最大20%割引になったりするので、それらを利用する方にとってはメリットが大きいと言えます。