【Nikon D700+AI-S Micro NIKKOR 55mm f2.8】夜の沼垂テラス商店街でスナップ写真|作例5枚
Nikon D700+AI-S Micro NIKKOR 55mm f2.8で夜の沼垂テラス商店街のスナップ写真を撮ってきました。似たような写真ばかりになってしまいましたが、ひとまず感想とともに作例を少しご紹介します。
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Nikon D700+AI-S Micro NIKKOR 55mm f2.8
絞り値:f2.8 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:4000 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート
電球に照らされ、暗闇に浮かび上がる錆びたシャッター。個人的に一番好きな写真です。ザラザラ感は否めませんが、空気感や立体感、質感などがうまく表現できた気がします。
絞り値:f2.8 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:4000 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート
同じ場所で別アングルから。そもそも沼垂テラス商店街は長屋造りになっており、年季の入った建物が並んでいます。日中よりも夜の雰囲気のほうがしっくりくる、そんな感じの場所です。
絞り値:f2.8 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:1000 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート
商店街からちょっと離れますが、『キッチン歩絵夢(ポエム)』の看板です。ふと視線を上げたら目に入ったため、なんとなく撮ってみました。埃を被っている感じがとっても素敵です。なお、お店には行ったことがないので詳細は不明です。
絞り値:f2.8 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:4000 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート
再び商店街です。手持ち撮影ですが、ギリギリ建物はブレていないと思います。ちょうどよく自動車が通ったので、それに合わせて撮影してみました。背景に見える工場の煙が、風に流されていてかっこいいです。
絞り値:f2.8 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:3200 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート
ぽつんと置かれた自転車って画になります。金属部に光が反射しており、良い感じのアクセントになっていると感じました。
撮影場所
・沼垂テラス商店街
・新潟県新潟市中央区沼垂東3丁目5
余談ですが、沼垂テラス商店街に『沼垂ビール』というクラフトビールがあります。元銀行マンのご主人が定年後に始めたマイクロブルワリーです。興味のある方はリンクを張っておくので取り寄せてみてください。個人的には文旦ウィートエールと新潟オールドディズが好みです。
ちなみに古民家を改装した沼垂ビアパブが併設されているので、本来であればそちらでいただくのがおすすめです。古民家のいい雰囲気のなか、瓶詰めができないビールがいただけます。手作りの発酵食品もおいしいです。
感想
さて、終わってみて気が付きましたが絞り値はf2.8、シャッタースピードは1/100秒で固定していました。調整したのはISO感度だけです。どうしても夜間の撮影では光量不足になってしまうため、やむを得なかったのだと思います。
最近の機種であれば高感度耐性が強いため、絞り値を絞ったり、シャッタースピードを速くしてもISO感度をガンガン上げれば対処可能でしょう。しかし、わたしのカメラは2008年の代物。高感度耐性には限界があるので、派手な調整は難しいのが正直なところです。とはいえ、わたしには必要十分です。
さて今回は『AI-S Micro NIKKOR 55mm f2.8』を使用たわけですが、焦点距離が55mmということで、50mmとほぼ同じような感覚で使用することができました。個人的には全然違和感がないし、むしろ『的』が絞られるので撮りやすかったです。
そしてすべて絞り値開放で撮影したわけですが、なんというか繊細さを残しつつもシャープに写るレンズだなと感じました。マイクロレンズの恩恵でしょうか。きっと絞り込んだらキレッキレの写真が撮れるのだと思います。
AI-S Micro NIKKOR 55mm f2.8について
レンズについて触れていきますが、「enutana.com」さんのブログがとっても良くまとまっているのでご覧になってください。
ニコンMF単焦点、AI Micro-Nikkor 55mm f/2.8S。超絶なる長寿オールドレンズ。
NIKONニコン不動の超ロングセラーレンズ、Ai-s 55mm/f2.8 micro。マニュアルフォーカスレンズであれど、ニッコール全体を代表するかのような押しも押されもせぬ、名玉中の名玉である。1981年の発売以来、2020年現在までも販
AI-S Micro NIKKOR 55mm f2.8の歴史は古く、1981年に先駆けとなるMicro NIKKORが発売されて以来、改良を重ねて2020年くらいまで販売されていました。価格ドットコムによると、このレンズ自体は2002年に発売されたマニュアルフォーカスのマイクロレンズになります。詳細は「ブログやま帽子」さんのブログでわかりやすく解説されています。
わたしの個体ですが「写真のはと社」さんで見つけたもので、13,000円くらいだったと思います。ほんのり手入れがされていたので許容範囲内の価格だと思います。フォーカスリングはヌルヌルと適度な重さが合って非常に使いやすいです。外観はきれいでレンズにカビはありませんが、若干の埃が混入しています。いずれにせよ、使用上の問題はありません。
楽天やAmazonには在庫がないようで、ヤフオクとか中古店で見つけたら購入するしかなさそうです。ただし、ヤフオクはたまに地雷商品があるので初心者さんは手を出さないほうが無難です。さらに純正フードの『HN-3』もなかなか入手が困難です。あったとしても、異常に高い値段で設定されています。ハードオフとかでコツコツ探したほうが無難かもしれませんし、見つけたら速攻でゲットしたほうが良いでしょう。