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【Nikon D700+Ai AF NIKKOR 50mm f/1.8D】開放縛りで公園の風景スナップ

カメラ

Nikon D700+Ai AF NIKKOR 50mm f/1.8D、開放縛りで公園の風景スナップをしてきました。ひとまず感想とともに作例を少しご紹介します。

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Nikon D700+Ai AF NIKKOR 50mm f/1.8D

  • すべて未加工
  • フィルター未使用
  • ピクチャーコントロール:ニュートラル
  • ホワイトバランス:太陽光
  • 絞り値:f/1.8
  • JPEG撮って出し
  • シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:200


    旬の紫陽花を開放縛りで撮ってみましたが描写はどうでしょう。ピント面でも甘さというか滲みというか収差を感じますね。背景は滲みながらボケており、ややうるさいようにも思います。光源に対しては玉ボケというかバブルボケといった具合です。

    シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:200


    開放なので前ボケと後ろボケがキツくなり過ぎない程度に、遠からず近からず距離をとって撮影してみました。先ほどよりも全体的に心地よい画になったように感じます。開放による悪い意味での甘さが目立たないのは偶然でしょうか。いや、そもそも甘さが悪いというわけでもないですね。私は好きです。

    シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:200


    最短撮影距離が0.45mなのでまあまあ寄れるかなって感じです。DタイプレンズなのでAFは決して早くないですが、ささっと合わせて撮る分には差し支えありません。ボケ具合はとろけるというより、やはり滲むようなボケです。ピント面は少し甘いですがわりと解像しています。花は多少甘いくらいでも良いですね。

    シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:200


    薄暗闇に浮かび上がる紫陽花を撮ってみました。紫陽花にだけほんのり光が当たっていたのが幸いして立体感が増したように思います。装飾花にピントを合わせたつもりでしたが若干来ていません。まあピント云々は別として、光量が少ないと甘さが目立つように感じますね。全体的な構図は大好きな一枚でした。

    シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:200


    普段こういう類の写真は撮りませんが意外とうまく撮れた気がします。こういうのをエモいって言うんでしょうか。よくわからない植物が色褪せたブルーシートの上に並べてあったのですが、黄色いボンボン加減と色褪せた淡いブルーがなんとも良い具合に調和しています。

    シャッタースピード:1/1250秒 ISO感度:200


    夕暮れ時の公園、どこにピントを合わせたのかわからないくらい甘いです。若干の寂しさとエモさが伝わると良いのですが、こういうのは絞ってハッキリ写るよりもボヤっと甘く写っている方が情緒が出て良いのかもしれません。個人的な感想です。

    感想

    Ai AF NIKKOR 50mm f1.8Dは2007年に発売されたDタイプレンズです。Dタイプはモーターが内蔵されていないためAFが使えるカメラが限られますが、そのおかげか本体重量が155gとかなり軽量且つコンパクトです。

    描写に関してはどうでしょう、ピント面でも開放では甘いというか収差というか滲みがありますが、ちょっと絞ることで甘さはかなり改善されるためパキッとした描写ももちろん可能です。ボケ具合はややうるさいような気もしますが許容範囲かなって思うし、綺麗な玉ボケではなくややバブルボケ様に表れます。

    フォーカスリングもついていますが、スカスカなので決して扱いやすいものではありません。基本的にはDタイプに対応しているカメラで、AFを使って撮るレンズなのではないかと感じます。

    焦点距離はなんだかんだ基本と言われる50mmなので非常に扱いやすいです。スナップレンズとして結構優秀なのではないでしょうか。個人的には35mmより扱いやすいです。本体価格25,000円でこのクオリティはさすがNikonです。新品はないと思いますが中古で十分です。