【Nikon D700+NIKKOR-Q Auto f2.8 135mm】秋を感じる写真を撮ってみた|作例5枚
Nikon D700+NIKKOR-Q Auto f2.8 135mmで秋を感じる写真を撮ってきました。ひとまず感想とともに作例を少しご紹介します。
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Nikon D700+NIKKOR-Q Auto f2.8 135mm
絞り値:f2.8 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:500
AM6:00、朝焼けに染まる景色を撮ってみました。若干朝靄が出ているあたり、空気の冷たさが感じられるような気がします。見る人が見たらわかると思いますが、ミズベリング三条から粟ヶ岳方面を写したものです。
絞り値:f5.6 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:320
朝靄に包まれる田舎の田園風景です。ボケ過ぎないように少し絞って撮影してあります。なんでもない田んぼですが、朝靄のおかげで良い雰囲気です。段々に連なる森、山もいい感じのアクセントかなって思います。
絞り値:f8 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:200
AM7:00、太陽の位置が高くなるとともに日差しも強くなってきました。寒暖差のおかげで、おそらく一番朝靄が強くなるタイミングです。こちらもなんでもない田んぼですが、なんとなく神々しい感じ。孫生え(ひこばえ) した稲がもう少しキラキラしていたら良いアクセントになっていたかもしれません。
絞り値:f2.8 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:320
若干フォーカスが甘いというか合っていない気もしますが、朝露に濡れた毛並み+逆光も相まって、晩秋の寒々しい雰囲気が出ているような気がします。このあと、バランスを崩しながらも両手両足を巧みに使いながら電線を渡っていきました。
絞り値:f8 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:200
イチョウの巨樹。大型バンのハイエースと対比すると、その大きさがわかるかと思います。日当たりの差でイチョウの左右で色味が若干異なるのもおもしろいです。止まれの赤い標識が良いアクセントになっているかと思います。フォーカスは標識に合わせています。
感想
NIKKOR-Q Auto f2.8 135mmは1965年に発売された中望遠のレンズです。時代的に非AIレンズなので、自己AI改造を施して使用しています(ガリガリ削るだけ)。
さてこのレンズ、ご覧の通りとにかくデカくて重い。質量は600gくらい。そのせいなのか、135mmという焦点距離のせいなのかわかりませんが、あまり人気がない様子。あとこのレンズ、内蔵フード仕様になっており、必要時にはクルクルと回してフードオンにすることが可能です。
過去にはYouTubeで「まきりな」さんも取り上げていましたので、一応リンクを張っておきます。
まきりなさんも言っていましたが、開放で撮ると柔らかい印象で、絞るとカリカリしてくる印象です。機会があればポートレートでも使ってみたいと思います。
わたし自身、中望遠を使う機会があまりないのですが、こうやって使ってみると結構楽しいです。奥行き感がギュッと凝縮されるので印象的な写真に仕上がる感じ。街中のスナップ写真でもイケそうです。
私はハードオフのジャンク品、2,000円くらいで購入した記憶があります。オールドレンズでも良ければおすすめかもしれません。