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【初心者向け】単焦点レンズとズームレンズの違いについて

カメラ

写活デビューしたい人
『単焦点レンズとズームレンズの違いについて、ざっくりでいいから教えてほしい。』

そんな質問にお答えします。

ここでは本や経験から学んだことを整理してお伝えしていこうと思います。私もアウトプットすることで勉強になります。一緒に成長して、写真生活を楽しみましょう。

本日の内容

  • はじめに
  • 単焦点レンズとは
  • ズームレンズとは
  • 単焦点レンズの特徴
  • ズームレンズの特徴
  • おわりに

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はじめに

カメラのレンズは『単焦点レンズ』『ズームレンズ』に分けられます。そこからさらに広角域・標準域・望遠域のように、それぞれの焦点距離に応じたレンズが展開されます。レンズは大手メーカーであるCANONやNIKON、SONY、サードパーティとしてSIGMAやTAMRONあたりが有名どころです。値段はピンキリで、数万円~数百万円までラインナップされています。

単焦点レンズとは

レンズの違い
単焦点レンズとは、文字通り『ひとつの焦点距離』しか持たないレンズです。焦点距離とは画角(撮影範囲)に影響する数値であり、焦点距離の数値が小さいほど画角が広くなり、数値が大きいほど画角が狭くなります。

焦点距離のイメージとしては『裸眼でみる景色=焦点距離が小さい=画角が広い』『望遠鏡でみる景色=焦点距離が大きい=画角が狭い』といった感じです。なんとなく伝わりますかね。

ズームレンズとは

レンズの違い
ズームレンズとは、『一定の範囲内で焦点距離を変えられる』レンズです。それ一本で被写体に対してズームアップしたり、あるいはズームバックさせたりすることができます。自分が動かなくても、レンズを操作することでそれらが可能なため大変便利です。

ちなみに、広角域から望遠域まで幅広い撮影ができるレンズを高倍率ズームレンズと呼びます。「もう少し広く撮りたい」とか「いま、望遠ができたらな」というときも、これひとつでカバーできます。とくに旅行時など、荷物を少なくして動き回りたいときなどに最適です。

単焦点レンズの特徴

単焦点レンズは基本的に明るいレンズが多く、焦点距離は10mm~800mmくらいと様々です。無論、値段もピンキリです。おおよそズームレンズよりも価格設定は高めであり、明るくて焦点距離が長いレンズほど価格が跳ね上がります。以下、ざっとその特徴を列挙します。

  • 明るいレンズのため、大きくボケた写真が撮れる
  • 明るいレンズのため、暗いところでも手ブレを抑えて撮りやすい
  • 基本的に描写力が高い
  • 被写体との適切な距離感がつかめる
  • 被写体を注意深く観察するようになる
  • 焦点距離が決まっているので、なんだかんだ扱いやすい
  • 基本的に価格設定が高め
  • すべての焦点距離を揃えようと思うと破産する
  • ズームレンズの特徴

    ズームレンズの場合、単焦点レンズに比べるとやや暗めのレンズ設定ですが、常用するぶんにはそうそう困ることはありません。焦点距離は10mm~500mmくらいなので、焦点距離はやや小さめです。価格に関しては単焦点レンズよりも安めの設定が多いように感じますが、結局のところ明るくて焦点距離が長いレンズほど価格が跳ね上がります。以下、ざっとその特徴を列挙します。

  • 標準ズームレンズが普段使いには圧倒的に便利
  • とにかくなんでも撮りたければ、高倍率ズームレンズ一本で事足りる
  • 自分が動けないシチュエーションにおいて、ズームレンズの本領が発揮される
  • 荷物が少なくて済むため、旅行時にとても助かる
  • 単焦点レンズに比べると、描写力が劣ることが多い
  • 単焦点レンズに比べると、基本的に価格設定が休め
  • 便利だけど、本当の意味でズーム機能を使いこなすのは難しい
  • おわりに

    気づいた方もいるかもしれませんが、個人的には単焦点レンズ推しです。したがって、やや偏った特徴を述べてしまいましたがご容赦ください。まあ、でも結局のところ一長一短です。便利さでは圧倒的にズームレンズですが、なんだかんだ扱いやすくて勉強になるのは単焦点レンズだと思っています。