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【単焦点レンズ】SIGMA 50mm f1.4 EX DG HSM + Nikon D700|作例5枚

カメラ

趣味で写真を撮っています。
今回は王道中の王道、50mm単焦点レンズの『SIGMA 50mm f1.4 EX DG HSM』で撮った写真を少しご紹介します。使用したカメラはNikon D700です。

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SIGMA 50mm f1.4 EX DG HSMで写真を撮る

まずは作例からどうぞ。
すべて未加工、フィルター未使用です。

単焦点 50mm SIGMA
絞り値:f8 シャッタースピード:1/4秒 ISO感度:200 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート

単焦点 50mm SIGMA
絞り値:f16 シャッタースピード:8秒 ISO感度:200 露出補正:+0.3 ホワイトバランス:オート

単焦点 50mm SIGMA
絞り値:f4 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:800 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート

単焦点 50mm SIGMA
絞り値:f1.4 シャッタースピード:1/30秒 ISO感度:1600 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート

単焦点 50mm SIGMA
絞り値:f3.5 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:200 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート

※データ量の都合で若干画質が低下しています。

感想

肝心の写りはどうでしょう。色のりが良く、発色は鮮やかながらも、しっとりとした印象です。普段はオールドレンズを使うことが多いので特に感じるところなのですが、やっぱりデジタルカメラ用のレンズはきれいです。発色が良いのも当たり前ですかね。

50mm単焦点レンズについて

単焦点 50mm SIGMA
言わずと知れた『The・標準レンズ』。私のカメラ生活も50mm単焦点から始まりました。ちなみにそのレンズこそが『SIGMA 50mm f1.4 EX DG HSM』だったわけで、特に思い入れがあります。

50mmの画角にある程度慣れてきたあと、より広角レンズを使うとやたら広く感じます。逆に広角レンズに慣れてきたあと、50mmを使うとやたら狭く感じます。『ヒトが、集中したときに見えている範囲』って実はとても狭いんですが、50mm単焦点ってそういう画角なんですよね。

なにが撮れてなにが撮れないのか、そもそもなにを撮りたいのか。考えさせられるというか、考えなければいけない。50mm単焦点の世界は奥が深いです。

SIGMA 50mm f1.4 EX DG HSMとは

単焦点 50mm SIGMA
とっくに生産が終了しているレンズです。大口径標準レンズとのことで、まあとにかくでかくて重い。所有欲を満たすには十分すぎる存在感です。

写真にはありませんでしたが、最大開放値f1.4の大口径レンズから繰り出される、とろけるような強烈なボケがものすごいです。とろっとろです。でもその反面、ピント合わせがかなりシビアになります。現実的には2段くらい絞ったほうが扱いやすいです。

ちなみにこのレンズ、ピント迷いが多発します。静止画ですら迷子になりやすいので、オートフォーカスで動き物を撮るのはほぼ不可能に近いと思います。

ざっとこのレンズの特徴を整理します。

  • SIGMA 50mm f1.4 EX DG HSM
  • 最短焦点距離:0.45m
  • 絞り開放:f1.4
  • レンズ構成:6群8枚
  • 絞りばね枚数:9枚(円形絞り)
  • フィルター径:77mm
  • 質量:505g
  • 発売年数:2008(平成20)年
  • 5年以上前、カメラのキタムラにて中古で購入しました。当時の中古価格で40,000円くらいでしたが、いまなら20,000円前後で購入できそうです。なかなかのクセ玉ですが、バチッと決まったときの描写力は凄まじいです。価格ドットコムを見てもなかなかの高評価です。中には辛辣な意見もありますが、サードパーティレンズでちょっと冒険してみるのもおもしろいですよ。