Written by m.kenichi

【初心者向け】単焦点かズームレンズか|最初の一本は単焦点がおすすめ|理由は3つ

カメラ

写活デビューしたい人
『最初の一本は単焦点かズームレンズかで迷ってる。なにか情報があれば参考までに聞いてみたい。』

そんな質問にお答えします。

まず結論からいうと、わたしは『換算50mmの単焦点レンズ』をおすすめします。

ここでは本や経験から学んだことを整理してお伝えしていこうと思います。私もアウトプットすることで勉強になります。一緒に成長して、写真生活を楽しみましょう。

本日の内容

  • はじめに
  • おすすめする理由➀:手軽にうまくなった気分が味わえる
  • おすすめする理由➁:どうやって撮るか、思考を与えてくれる
  • おすすめする理由➂:余計な操作がいらないので扱いやすい
  • おすすめの焦点距離:なんだかんだ換算50mmが最強だと思う
  • おわりに

スポンサードサーチ

はじめに

単焦点レンズをおすすめする理由について説明していきます。ついでに、おすすめの焦点距離についても少し触れていきます。ちなみに単焦点レンズとズームレンズの違いは、以下の記事にざっくりとまとめてみました。

おすすめする理由➀:手軽にうまくなった気分が味わえる

単焦点レンズ
なんだそれと思われるかもしれませんが、とても大切です。誰しもが経験することだと思いますが、何かにハマるきっかけって『成功体験』が味わえたときだと思うんです。これはカメラに限った話ではありません。

ひとつ目の理由である『手軽にうまくなった気分が味わえる』とは、つまり『成功体験』のことです。「あれ、なんかめっちゃきれいに撮れた」「ヤバい」っていう感覚です。わたしは、それがお手軽に味わえるのが単焦点レンズだと思っています。

イメージで言うと、いわゆる一眼レフっぽい写真です。背景がトロっとボケて、被写体がグッと引き立っているあの写真です。実際、まさに私がそうでした。初めて一眼レフカメラを購入し、単焦点レンズをつけて撮った写真を見たときの衝撃たるやいなや。大興奮したことを今でも鮮烈に覚えています。

まあ実際、そのような写真が果たして良い写真かと言えば、そういうわけではないのかもしれません。でもそれは、しばらく写真を続けていた人にしかわからない感覚です。最初の最初は、導入として一眼レフっぽい写真を撮ることが大切なのです。それは「写真って楽しい」と感じて、続けるきっかけになります。

おすすめする理由➁:どうやって撮るか、思考を与えてくれる

単焦点レンズ
『どうやって撮るか、思考を与えてくれる』とは、実際これはカメラを少し続けたときに初めて感じるものだと思います。したがって最初の最初は、いまいちわからない感覚かもしれません。

言うまでもなく単焦点レンズは焦点距離が決まっています。たとえば24mmや28mm、35mmや50mmといった具合です。単焦点レンズはズームができない分、「このレンズ(焦点距離)で、どうやって切り取るか」と考えなければなりません。

すると、自然と被写体を注意深く観察するようになります。その被写体をどのように理解、あるいは解釈して撮ると良いのかを考えるきっかけになるのです。被写体を理解したうえで撮った写真は、ただ漠然と撮られた写真とは比べものにならないくらい、よりクオリティの高い写真になります。

このような感覚は、写真を撮るための大切な基礎になります。そしてこの過程を繰り返すことで、より洗練された写真を撮ることにつながるでしょう。気づいたころには『自分らしい世界観をもった写真』が撮れるようになっているかもしれません。

おすすめする理由➂:余計な操作がいらないので扱いやすい

単焦点レンズ
『余計な操作がいらないので扱いやすい』とは理由➁と重複しますが、まず第一に『焦点距離が決まっている(=ズーム機能がない)』こと、第二に『絞り値(f値)が固定されている』ことが挙げられます。順にみていきます。

焦点距離が決まっている(=ズーム機能がない)

これは単焦点レンズのデメリットとも捉えられます。しかし焦点距離が決まっていること、つまりズーム機能がないことは、むしろメリットなのではないかと感じています。

初心者のうちはただでさえ操作に苦労します。わけのわからないボタンが並んでいたり、わけのわからない表記が並んでいたり、たぶん「普通」に撮ること自体が難しいはずです。

そんな不慣れなとき、ズームレンズであれば焦点距離も気にして操作しなければなりません。これが結構煩わしいわけです。シャッタースピードなにそれ、絞り値なにそれ、ISO感度なにそれ状態のなか、ズーム操作まで加わってくると、もうわけがわからなくなります。

単焦点レンズであれば、ズーム操作を気にする必要がありません。実際、わたしも迷った挙句に単焦点レンズでデビューしたのですが、改めて思うとそれで正解でした。ちなみにダブルズームレンズキットを購入したある知人は完全に出鼻をくじかれ、カメラはすっかり埃を被っている状態だそうです。もったいない。

あとよく言われることですが、ズーム機能がない単焦点レンズでは自らの足を使って焦点距離を稼ぐ必要があります。「24mmの焦点距離では結構寄らないとだな」「50mmの焦点距離では結構引かないとだな」とか。結果的にこれが写真技術の向上に繋がったりするわけです。

絞り値(f値)が固定されている

絞り値(f値)とはf1.4とかf1.8、f2とかf2.8などで表されており、単焦点レンズは基本的に絞り値が固定されています。これがズームレンズの場合、f3.5-4.5とかf3.5-6.3といったように、焦点距離によって絞り値が変わってしまいます。もちろんf2.8とかf4で固定されたいわゆる通しのズームレンズもありますが、最初の一本として購入するのは躊躇する値段です。

では絞り値が変わると何が問題なのかというと、写真の明るさがコロコロと変わってしまいます。ちょっと何を言っているのかわからないかもしれませんが、とくにマニュアル設定で撮った場合、絞り値が変化するのに合わせて写真の出来栄えが明るくなったり暗くなったりします。

「じゃあマニュアル設定で撮らなきゃいいじゃん」と思われるかもしれませんが、絞り優先モードやシャッタースピード優先モード、プログラムオートで撮っても同じことです。カメラは万能ではありません。イメージ通りの明るさの写真を撮りたいときは、マニュアル設定で絞り値が固定されている方がずっと撮りやすいのです。

少し話が脱線しましたが、まとめると『絞り値が固定されている=余計な操作の手間が省ける』ということです。以上の理由から、単焦点レンズをおすすめしたいと考えます。

おすすめの焦点距離:なんだかんだ換算50mmが最強だと思う

単焦点レンズ
『おすすめの焦点距離』とはよく話題になるやつですが、おそらく35mmか50mmで意見が分かれることが多いと思います。なかには28mmがいいという方もいるかもしれませんが、たぶん少数派です。

正直、わたしもめちゃめちゃ悩んだ口です。そして悩んだ挙句、50mmを購入した経緯があります。当時の選択を肯定したい気持ちがちょっとあるのですが、わたしは50mmで正解だったと感じています。

これを言ってしまうと元も子もありませんが、実際のところレンズ選び(というか焦点距離)は結局なにを撮りたいかによります。自然なのかテーブルフォトなのか、ポートレートなのかなど。とはいえ、最初からそんなことを言われてもわかるはずがありませんね。

ということで、とりあえず50mmの出番なわけです。テーブルフォトはギリギリいけます。ポートレートは被写体に対して遠すぎず近すぎず、背景のスペースを程よくコントロールして撮れます。スナップは間違いなく撮りやすいです。なお自然に関してはさすがに画角が足りないため、換算35mm以下のほうが撮りやすいです。

とは言うものの、あれもれこも欲張るわけにはいきません。日常的に使いやすいという意味において、わたしは『換算50mm』をおすすめしたいと思います。いずれにせよ、まずは一つの焦点距離でじっくり撮ってみることが重要です。ちょっぴり頑張って続けるとその焦点距離でなにを撮りたいのか、なにが撮れるのかがわかってきます。

ちなみに換算50mmにするには、フルサイズ機であればフルサイズ対応の50mmレンズ、APS-C機であればフルサイズ対応の35mmを購入すれば換算50mmになります。なお、APS-C機であればAPS-C対応の50mmがそのまま換算50mmになります。ちょっとややこしいですが、お間違えのないように。

おわりに

まとめると、わたしは『換算50mmの単焦点レンズ』をおすすめしたいと思います。その理由は述べたとおりで『手軽にうまくなった気分が味わえる』『どうやって撮るか、思考を与えてくれる』『余計な操作がいらないので扱いやすい』『日常的に使いやすい』といったところです。