【Nikon D40+AF-S DX Zoom NIKKOR 18-70mm f3.5-4.5G IF ED】晩秋の里山登山で使ってみた|作例10枚
Nikon D40+AF-S DX Zoom NIKKOR 18-70mm f3.5-4.5G IF EDを晩秋の里山登山で使ってきました。ひとまず感想とともに作例を少しご紹介します。
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Nikon D40+AF-S DX Zoom NIKKOR 18-70mm f3.5-4.5G IF ED
絞り値:f4.5 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:400 焦点距離:70mm
枯れたヤマアジサイですが、個人的にめっちゃ好きです。満開のときも良いですが、枯れているとアーティスティックな存在になります。この程度の写真であれば十分な解像度ではないでしょうか。キレも良さそうに見えます。
絞り値:f4.5 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:400 焦点距離:70mm
霜柱があるということは、氷点下である印。山の上ですからね、なんなら初冠雪も終えています。晩秋も晩秋、山はすっかり冬模様です。
絞り値:f8 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:400 焦点距離:70mm
すっかり枯れ果ててしまった山の木々。拡大しなければそれなりに解像しているように見えます。思いっきり青被りしているのは、ホワイトバランスがオートのせいです。
絞り値:f7.1 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:400 焦点距離:52mm
逆光というか、わざと反射させてみると派手にフレア?ゴースト?が出ます。池塘には1cm厚くらいの氷が張っていました。
絞り値:f8 シャッタースピード:1/1250秒 ISO感度:400 焦点距離:70mm
虹のたもとにはたどり着けないって知っていましたか。露出が少しアンダー過ぎました。
絞り値:f6.3 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:400 焦点距離:70mm
フォーカスは中央の枝がゴチャゴチャしている付近に合わせてあります。別に何でもない写真ですが、すごく解像しているように見えませんか。今っぽい写りというか、とりあえずこれだけ写ればもう十分な気がします。ちょっとドキッとした写真でした。
絞り値:f8 シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:400 焦点距離:46mm
枯れた木々に残る少しばかりの紅葉。トップ気味の逆光が葉や枝に反射してキラキラと輝いていました。これはこれで素敵な自然美。
絞り値:f8 シャッタースピード:1/80秒 ISO感度:400 焦点距離:70mm
ただの林道ですが、これも今っぽいというかデジタルっぽい写りに見えます。シャッタースピードは遅めですが、しっかり脇を閉めて構えれば全然止まります。
絞り値:f8 シャッタースピード:1/30秒 ISO感度:400 焦点距離:70mm
朽ち果てた大木に生え渡った苔。そこから小さな植物が顔を覗かせています。被写体的にキノコだったら尚良しでした。シャッタースピードは1/30まで遅くして撮影してみましたが、ギリギリぶれていないか。ビビらずにISO感度を上げてシャッタースピードを稼げばよかったと後悔しています。
絞り値:f18 シャッタースピード:1秒 ISO感度:200 焦点距離:25mm
シャッタースピードを1秒にして小川を撮ってみましたが、手持ちではさすがにブレます。遠目で見れば甘い写真として許してもらえそうですが、ブレはブレですね。三脚を持ってくればよかったです。
感想
前回に引き続き、Nikon D40とAF-S DX Zoom NIKKOR 18-70mm f3.5-4.5G EDを山登りで使ってきました。古いカメラとレンズですが、それなりに光量が確保できて、被写体が風景や人物であればまったく問題なく撮影できます。
Nikon D40は2006年に発売されたエントリークラスのデジタル一眼レフカメラです。610万画素という低画素にCCDセンサーを積んでおり、今ではむしろ貴重な存在です。画素数はスマートフォンの足元にも及びませんが、引き延ばして現像したり、壮大にトリミングしなければ大した問題ではありません。
CMOSセンサーが主流の昨今、CCDセンサーはこれまた貴重な存在です。バッテリーの持ちが悪いとか、コストが高いとか、白飛びしやすいとか言われますが、趣味レベルで使う人間としてはまったく問題なしです。
よく「CCDセンサーの色」と言われますが、あるようでない表現だそうです。でも撮った感覚からすると、やはりCCDセンサーの色はCMOSセンサーのそれとは異なる感じがします。こっくりこってりした色というか、なんとなく重みのある上品な色というか、花や風景を撮るときに魅力が最大限に発揮されるのかなと思います。
AF-S DX Zoom NIKKOR 18-70mm f3.5-4.5G IF EDは2007年に発売された、DXフォーマット(APS-C)専用のいわゆる標準ズームレンズです。クチコミの差はあれど、年式と値段のわりに総じて優れたレンズだなと感じます。マウント部が金属だったり焦点距離が表示されたり、思っているよりも高級感があります。
画角的にはお散歩レンズとしてはかなり優秀だと思います。たぶん、大体のものは撮れます。しかし、やはり登山では圧倒的に望遠端が足りません。120mm、欲を言えば200mm、ものすごく欲を言えば300mmあれば最強ですが、そこは値段や重量感などとのトレードオフでしょう。
登山において軽さは正義。しかもこのカメラとレンズであれば「軽い、安い、使いやすい」の三拍子も揃っています。デメリットもありますが、お気軽なカメラセットとしておすすめですよ。一応リンクを張っておきますが、ハードオフなどの中古店で探したほうが安いと思います。
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Nikon D40は2006年に発売された、言わずと知れた名機です。610万画素という低画素機にCCDセンサーを搭載。今ではある意味貴重な存在です。AF-S NIKKOR 18-70mm f3.5-4.5G EDは2004年に発売された、DXフォーマットの標準ズームレンズです。格安入門セットとしておすすめです。