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【Nikon D700+NIKKOR-N Auto 24mm f2.8】早朝の福島潟の景色|作例5枚

カメラ

Nikon D700+NIKKOR-N Auto 24mm f2.8で早朝の福島潟の景色を撮ってきました。似たような写真ばかりになってしまいましたが、ひとまず感想とともに作例を少しご紹介します。

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Nikon D700+NIKKOR-N Auto 24mm f2.8

  • すべて未加工
  • ピクチャーコントロール:標準
  • JPEG撮って出し
  • 焦点距離:24mm
  • 絞り値:f2.8 シャッタースピード:15秒 ISO感度:3200 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート 撮影時間:AM4:20 フィルター:Kenko PRO1D PROSOFTON Clear(W)

    NIKKOR-N Auto 24mm f2.
    無数に散らばる星々、ひときわ目立つ金星、流れ星かと思ったら人工衛星、右上で薄っすらと横に走る天の川、静けさが漂う福島潟の水鏡。てんこ盛りの写真が撮れました。本当であれば現像をして見栄えよくするべきなのでしょうが、現像する技術がないので撮って出しの写真です。かなりノイジーですが、構図としてはとても好きな一枚です。

    絞り値:f2.8 シャッタースピード:15秒 ISO感度:2500 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート 撮影時間:AM4:35 フィルター:Kenko PRO1D PROSOFTON Clear(W)

    NIKKOR-N Auto 24mm f2.
    福島潟を水鏡として利用した一枚です。思った以上に反射してくれたので、いい感じに撮れました。中央で月のように輝いているのは金星です。ソフトフィルターを使っているので大きく見えますが、実際はもっと小さいです。左側で山火事のようになっているのはスキー場の明かりです。それにしても奥の雪山や木々のリフレクションがかっこいい。

    絞り値:f4 シャッタースピード:5秒 ISO感度:250 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート 撮影時間:AM5:25

    NIKKOR-N Auto 24mm f2.
    早朝の醍醐味のような写真です。空色が刻一刻と変化してくるこの時間が一番美しい。シャッタースピードを遅くすることで滑らかな水面が表現できたように思います。手前の船が良い感じのアクセントになっています。

    絞り値:f5.6 シャッタースピード:2秒 ISO感度:200 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート 撮影時間:AM5:30

    NIKKOR-N Auto 24mm f2.
    似たような写真ですが、ホワイトバランス(オート)が違うだけで印象がだいぶ変わってきます。曲線に沿って歩道が続いていきます。

    絞り値:f5.6 シャッタースピード:1/6秒 ISO感度:200 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート 撮影時間:AM5:45

    NIKKOR-N Auto 24mm f2.
    放射冷却のせいで、この時間帯が一番冷えます。よくわからない木が中央にポツンと立っていたので撮ってみました。伝わりづらいですが、霜のせいで雑草が凍っています。

    撮影場所

    〒950-3331
    新潟県新潟市北区新鼻
    福島潟

    感想

    写真以前に寒さ対策が必須です。ばっちりと防寒着を着こんで挑みましょう。それでも指は守り切れないのでダメージは大きいです。

    福島潟ってちょうど東向きなんですよね。この時期はAM3:00~AM4:30くらいに東の空に天の川をとらえることができます。風がなくて低い位置に天の川があれば、水面でリフレクションも狙えそうです。

    写真ですが、毎度のことながら古い機種が故に高感度耐性が高くありません。したがってかなりノイジーです。とはいえRAW画像をみると、当然ながらJPEG画像よりもきれいに残っています。上手に現像ができれば見違えるような写真になることでしょう。わたしは技術がないのでJPEG撮って出しです。

    さて早朝から粘って撮ってみましたが、やはり日の出前のブルーアワーと呼ばれる時間帯が最高だと言うことを再認識しました。真っ青な空色、山際はぼんやりと明るくて、太陽色がじんわりと滲んでくるとっても美しい瞬間です。これだけでも来た甲斐があります。

    NIKKOR-N Auto 24mm f2.8について

    NIKKOR-N Auto 24mm f2.8は1967年8月に発売されたレンズです。現在が2022年なので、なんと55年前の代物です。これだけでロマンを感じちゃいます。このレンズの特長として、最短撮影距離0.3mが挙げられます。被写体にぐっと近づいて広角レンズ特有のパースの効いた撮影をしたり、テーブルフォトを撮ったりすることが可能です。実はとても使いやすいレンズだったりします。

    「コバルトブルーの灯台」さんのブログにも作例が載っているのでご参照ください。

    「ニッコール千夜一夜物語」にも登場しています。

    だいぶ前の「まきりな」さんのYouTubeにも登場しています。わたしはこの動画でレンズの存在を知りました。