夏・佐渡汽船で行く佐渡浪漫紀行2019の感想|2泊3日がおススメ
佐渡島への旅行を考え中のあなた『 連休や夏休みを利用して佐渡島に行ってみようかな。でも佐渡島って遠くて行きにくいし、なにより運賃が高いって聞くし…お得に行ける方法はないかな?行くなら何泊くらいがいいのかな? 』
ずばり『 佐渡浪漫紀行 』を使いましょう。『 往復カーフェリー2等席+宿泊代(1泊2食)がセットで大人一人13,200円~28,300円 』となったお得なプランです。かく言う私も2019年7月にこれを利用して初めて佐渡島へ行ってきました。結論、佐渡島は良いですよ。あまりに良かったので2020年1月には超絶お得な『 佐渡冬紀行 』を利用して再び佐渡島へ行ってきました。
この記事では佐渡浪漫紀行の概要、佐渡島へ行くなら2泊3日をおススメする理由、実際に行ってきた感想についてまとめてあります。
前回の内容
‣ 夏休みは佐渡島がおススメ|佐渡島への行き方|島内の移動手段|前編
‣ 夏休みは佐渡島がおススメ|佐渡島の魅力と楽しみ方|後編
スポンサードサーチ
佐渡市長から来島を予定されている皆様にお願い
政府と新潟県は、感染拡大防止の観点から、県をまたぐ移動等の自粛について、移行期間を設けて、段階的に緩和していきます。この状況を踏まえ、当市への来島を予定されている方におかれましては、来島の目的を十分に検討され、県外から、特に新規感染者の拡大等感染リスクの高い都道府県からの不要不急な来島を控えるなど、慎重な判断をしていただきますようお願いいたします。
一人ひとりの心掛けが佐渡市、新潟県そして全国の安全・安心な暮らしにつながります。県内から来島を予定されている方におかれましては、体調が悪い時は来島を控えていただき、マスクの着用や人と人との距離の確保、さらには手洗いの徹底など「新しい生活様式」の実践に取組んでいただきますようお願いいたします。皆様のご協力でこの新型コロナウイルス感染症が収束した折には、当市へのお越しを心からお待ちしております。佐渡市ホームページより引用 / 2020.5.29時点
佐渡浪漫紀行の概要(※2020年度版)
佐渡汽船が毎年4月~11月に発行しているお得なプランです。冒頭の通り『 往復カーフェリー2等席+宿泊代(1泊2食)がセットで大人一人13,200円~28,300円 』となったものです。さらに『 佐渡観光施設割引証 』や『 インターネット予約の方限定の250円クーポン 』『 車両航送割引やレンタカー割引など 』もプラスされてモノによっては結構お得です(使わない人には関係ないですけど)。
出発設定日 | 2020年4月1日~11月30日 ※直江津航路は11月15日まで |
旅行代金 | お一人13,200円~28,300円 |
添乗員 | なし |
内訳 | 往復2等乗船代+宿泊代(1泊2食) ※直江津航路の高速カーフェリー2等は片道1,000円増し(小児半額) ※1等への変更は片道1,000円、ジェットフォイルへの変更は片道2,300円増し(小児半額) |
食事 | 夕食1回、朝食1回 |
宿泊 | 全29軒の宿から選択 |
行程 | 基本は1泊2日 ※復路は5日目まで延長可能 |
最小催行人数 | 大人一名+小児一名以上 ※追加料金で大人一名~宿泊可能 |
お問い合わせ・申し込み | 佐渡汽船株式会社 インターネット予約もしくは 0570-200310(8:30~17:30) |
支払い方法 | インターネット予約:クレジットカード、コンビニ、銀行振込 電話予約:銀行振込のみ |
2泊3日をおススメする理由
1.移動に時間がかかる
2.ゆっくりできない
3.予備日の確保
すみません、理由もなにも普通のことですね。つまるところ旅行の目的と目的地によるのですが、仮に佐渡島でなくても、私は、旅行の際は2泊3日を基本と考えています。
移動に時間がかかる
新潟港から佐渡島(両津港)へ渡るにはカーフェリーもしくはジェットフォイルを使います。カーフェリーでは2時間半、ジェットフォイルでも1時間を要します。さらに乗船下船、レンタカーやタクシー、バスなどの各種手続きをしていると+30分~1時間くらいかかると思います。もちろんそういった時間も旅行の醍醐味として楽しむのも一つですが、やはり時間が惜しいなと感じてしまいます。しかも往復ですからね。
そして佐渡島は意外と広いです。観光スポットがそれぞれ離れているので移動になかなかの時間を要します。もちろん体力にものを言わせて回れば行けなくもないですが、せっかくの旅行だからと欲張りすぎると疲れだけが残ります。これは旅行初心者あるあるです。ということで時間に追われるくらいならば、1泊2日よりも余裕のある2泊3日がおススメってわけです。
ゆっくりできない
旅行ってバランスが大事かなって思います。というのは思いっきり観光する日、ゆったりまったりと旅館で過ごす日を分けるということです。結局は目的によるのですが、せっかく時間をかけて行く佐渡島なわけなので、1泊2日よりも2泊3日の方がバランスがとりやすいというわけです。
予備日の確保
旅行の日に限って天候が悪いことってありますよね。そんなリスクを少しでも回避したいがために、私は予備日を設ける感覚で2泊3日にしています。つまり天候に左右される予定と天候が悪くても実行できる予定を入れ替える日を作るということです。せっかくの旅行ですから観光地を回ったりアクティビティを楽しんだりするならば、やはり天候が良いに越したことはありません。旅館で過ごすのは天候が悪くてもできますしね。
結論
佐渡島に行く人の目的は旅館でまったり過ごすよりも、どちらかというと観光地を巡ったりアクティビティに参加したりという方が多いと思います。冒頭にも書いたようにつまるところ旅行の目的と目的地によりますが、やはり2泊3日をおススメしたいところです。
実際に行ってきた感想
日時 | 2019年7月某日 |
期間 | 2泊3日 |
場所 | 相川エリア(佐渡島の左下あたり)、小木・宿根木エリア(佐渡島の右下あたり) |
人数 | 大人2人、幼児1人 |
宿泊先 | 音楽と陶芸の宿 花の木 |
自家用車 | 軽自動車持ち込み |
料金 | 宿泊費(2泊3日):大人一人 33,600円 / 幼児一人 7,700円 車両航送運賃(往復):15,600円 |
1日目(おけさ丸~トキの森公園~尾畑酒造~長三郎鮨~大佐渡スカイライン~佐渡奉行所跡(旧佐渡鉱山)~北沢浮遊選鉱場跡~花の木)
AM5:30 乗船 ※車の場合は出航時刻の40分前までに手続きを済ませましょう
AM6:00 出港
AM8:30 両津港に到着
AM9:00 そのままトキの森公園
AM10:15 尾畑酒造へ。尾畑酒造と言えば真野鶴です。もちろん試飲して購入しました。
AM11:00 長三郎鮨で早めの昼食
PM0:30 濃霧の大佐渡スカイラインで壮大に迷う。ナビもないし電波も悪いので若干焦りました。
PM 1:00 佐渡奉行所跡(旧佐渡鉱山)で気前のいい案内人がめちゃめちゃ説明してくれた
PM 2:00 北沢浮遊選鉱場跡は緑の蔦がいい雰囲気を出しています。
PM 3:00 音楽と陶芸の宿 花の木(※時期によって中庭にはエグい量の虫がいます。でも安心してください。部屋には一匹もいませんでした。)
PM 4:00 御宿 おぎの湯まで足を延ばして温泉♨(※花の木に温泉はありません。部屋にバスタブ、シャワーは完備)
PM 6:00 待ちに待った夕食です。どちらも一人前の量です!締めのコシヒカリもおいしかった~
2日目(シーカヤック体験~魚屋料理の店 魚晴~宿根木)
AM9:00 小木ダイビングセンターでシーカヤック体験 ※集合時間に遅れると他の参加者さんを待たせることになります。くれぐれも遅れないようにしましょう。
AM9:30 陸で簡単に操縦方法を学んだ後、港内で練習。コースはいくつかありますが、波がある日はコースが限られます。
AM10:00 青の洞窟
AM10:30 ちょっと離れた穏やかな湾内で30分ほど海水浴(これは想定外でした。知っていたらシュノーケルセットやアクションカメラを持っていったのに。シュノーケルセットは500円でレンタルできます。私はぎりぎり入れましたが、海水はまだ冷たかったです。)
AM11:30 シーカヤック体験おわり。結構疲れたけど楽しかった。(一応温水シャワーが使えます)
PM 0:30 お食事処 魚屋料理の店 魚晴(一階が魚屋、二階が食事処になっている、地元民に愛されているお店。店頭で魚を選び、調理してもらえます。私たちは焼き魚、煮魚、サザエのつぼ焼き、海鮮丼を注文しました。)
PM 2:30 国の重要伝統的建造物群保存地区『 宿根木 』へ。cafe nanoさんにもお邪魔しました。
PM 4:00 おぎの湯で疲れを癒す。宿に帰っておいしい夕食をいただいて爆睡。
3日目(しまふうみ~長三郎鮨~逸見酒造~田んぼアート~おけさ丸)
AM10:00 しまふうみのテラス席 高台から見える海のロケーションがずるいね。ほんのりリゾート気分です。
AM11:30 再び長三郎鮨
PM 0:30 『 佐渡島で一番小さな蔵元 逸見酒造 』 個人的、佐渡イチ押しの酒蔵です!特に『 至 』『 山廃純米大吟醸 真稜 』は超絶おススメの日本酒です!
PM 1:30 時間が余ったので田んぼアートへ
PM 4:00 両津港を出港
PM 6:30 新潟港着
ちょっと詰め込みすぎた2泊3日の佐渡旅でしたが、大変満足の行く旅行となりました。ほどほどに観光地を回り、ほどほどにアクティビティを楽しんで、めちゃめちゃおいしいものを食べる。そんな楽しみ方ができる佐渡島は魅力的だと思いませんか?