【Nikon D700+NIKKOR-Q Auto f2.8 135mm】夜の新潟をスナップ|作例5枚
Nikon D700+NIKKOR-Q Auto f2.8 135mmで夜の新潟のスナップ写真を撮ってきました。ひとまず感想とともに作例を少しご紹介します。
スポンサードサーチ
Nikon D700+NIKKOR-Q Auto f2.8 135mm
【Nikon D700+NIKKOR-Q Auto f2.8 135mm】秋を感じる写真を撮ってみた|作例5枚 | matsukenblog
NIKKOR-Q Auto f2.8 135mmは1965年に発売された中望遠のレンズです。非AIレンズなので、自己AI改造を施して使用しています。デカくて重いせいか、135mmという焦点距離のせいかわかりませんがあまり人気がない様子。使ってみると開放は柔らかく、絞るとカリカリして良いレンズです。おすすめ。
絞り値:f5.6 シャッタースピード:1/80秒 ISO感度:2000
少し絞ってあげると光線がウニウニになります。ちょうど良いタイミングというか、これを狙って待っていたらちょうどカップルが歩いていきました。画的にはすごく好きな感じですが、もう少し光が欲しかった。
絞り値:f5.6 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:2000
ショーケースの中。入ることはなさそうなお店ですが、こうやって撮影すると良い雰囲気を醸し出してくれます。スナップ写真ぽいというか。
絞り値:f5.6 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:3200
ビルとビルの間の空間。シチュエーション的にはとても良い感じ。ちょうど横断歩道があったので、誰か歩いてくるタイミングで撮ってみました。歩行者がブレるくらいにシャッタースピードを遅くしても良かったです。背景のイチョウが季節感を演出しています。
絞り値:f5.6 シャッタースピード:1/50秒 ISO感度:800
前後の空間をギュッと凝縮した、中望遠らしい写真。街中の雑多な感じを表現するにはちょうど良い焦点距離なのかもしれません。こういうときにフォーカスをどこに置くか悩みますが、とりあえず中央あたりにしてみました。
絞り値:f5.6 シャッタースピード:1/50秒 ISO感度:1000
駅前のごみごみした雰囲気をと思っていましたが、全然ごみごみしませんでした。結局よくわからない写真を撮って終わりました。車通りは多かったです。さすが新潟。
感想
NIKKOR-Q Auto f2.8 135mmは開放で撮ると柔らかい印象の写真になります。ポートレートや花などを撮りたいときは良いのかもしれませんが、風景などを撮るときは、やはりふわふわな写真は少し違うのかなと思ったりします。
結局そういうときは少し絞って撮影するのですが、その際の絞り値がだいたい5.6になりがちです。なぜでしょうか。無意識ですがちょうど良い塩梅なのでしょう。特別な狙いがなければ、たぶん5.6が一番使いやすい絞り値なのかもしれません。
今回は街中で中望遠を使ってみましたが、結論として結構使いやすいなと感じました。もちろん広角レンズのようなスナップ感はないし、かと言って望遠レンズのように十分に狙いを定めて撮るわけでもありません。
なんとなく「ここの空間いいな」と思ったところにカメラを向け、少し離れたところから圧縮効果を狙って撮ってみる、という作業がやりやすい焦点距離だなと感じました。
オールドレンズであれば現行品に比べたらかなりの安値で手に入ります。もちろんオートフォーカスや手振れ補正なんて付いていませんが、それも練習だと思って取り組めば意外と楽しいものです。初めての中望遠単焦点レンズとしていかがでしょうか。一応インターネットショップのリンクを張っておきますが、ハードオフとかで探したほうが安く見つかります。