【Nikon D700+NIKKOR-Q Auto f2.8 135mm】福島潟のスナップ写真|作例10枚
Nikon D700+NIKKOR-Q Auto f2.8 135mmで福島潟のスナップ写真を撮ってきました。ひとまず感想とともに作例を少しご紹介します。
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Nikon D700+NIKKOR-Q Auto f2.8 135mm
絞り値:f2.8 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:1000
福島潟に浮かぶ木舟の水溜まりに反射した三日月です。開放なので柔らかい雰囲気ですが、三日月の鋭い感じはしっかりと表現できているように思います。
絞り値:f2.8 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:640
水平が取れていなかったので少し調整してあります。福島潟と山越しに朝焼けを撮影してみました。何度も通っていますが、何度見ても良い景色です。開放撮影ですが、連なる山々の輪郭までしっかりと解像しています。
絞り値:f2.8 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:640
最短撮影距離が1.5mなので全然寄れませんが、基本的に中望遠で使うので問題ないですね。そんなことよりかなり良い雰囲気で撮れている気がします。このレンズいいぞ…。
絞り値:f2.8 シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:640
ものすごくわかりづらいですが、中央のエノコログサにフォーカスを合わせてあります。朝靄が立ち込める冷たい朝でした。
絞り値:f2.8 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:640
朝露に濡れるエノコログサと蜘蛛の巣を撮ってみました。このシーンは画になりますね。前ボケも後ろボケもしっとりといやらしくない、自然なボケ具合のように思います。
絞り値:f2.8 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:640
朝日の木漏れ日に向かって撮ってみました。どうでしょう、意外と綺麗な玉ボケです。玉ボケがあると急に印象的な写真に仕上がります。
絞り値:f2.8 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:200
どこにでもいるカワウが翼を広げて日光浴をしています。中望遠なので当然ドアップは撮れませんが、こんな感じで周囲の雰囲気を含めた写真を撮るにはちょうど良い焦点距離なのかもしれません。
絞り値:f2.8 シャッタースピード:1/1600秒 ISO感度:200
ただのゴミです。上流から流れてきたのかな。それはそれとして、やっぱり綺麗な玉ボケができています。いや、玉ボケというかバブルボケですかね。水面に反射した朝日の強い光源があってこそのバブルボケでしょうか。ズームするとよくわかると思います。
絞り値:f2.8 シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:200
茅葺屋根のレトロな雰囲気に、写り過ぎないオールドチックな柔らかな雰囲気が相性抜群です。いやー、やっぱりこのレンズいいぞ。
絞り値:f2.8 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:200
木舟の中が小さな池みたいになっており、なぜかそこに彼岸花が咲いていました。部分的に朝日が差し込んでおり、朝露も相まって印象的な写真になりました。彼岸花なので10月ですね。
感想
以前にも書きましたが、NIKKOR-Q Auto f2.8 135mmは開放で撮ると柔らかい印象で、絞るとカリカリしてくる印象です。これまであまり開放で撮ってこなかったため、今回はすべて開放撮影です。
今回感じたこととして三日月の写真を見ていただくと伝わるかもしれませんが、フォーカスが合っている部分は開放撮影でもわりとシャープな印象を受けます。そうかと思えばエノコログサの写真では、前ボケ後ろボケともにごく自然で柔らかいボケ具合が印象的です。
1965年に発売されたこのレンズですが、おそらく写りだけ見たらかなり優秀なのではないでしょうか。600gと重いこと、マニュアルフォーカスのみ、フレアやゴーストが出やすいなどありますが、60年ほど前のレンズにそんなこと言うのは野暮ってもんです。
2023年10月にNIKKOR Z 135mm f1.8 S Plenaというとんでもないレンズが発表されましたが、そもそもZマウントを所持していない自分にとっては対岸の火事状態。いや…お金があれば購入したい気持ちはありますけどね。
まだまだFマウントでやりたいこと、やれることがあるのは間違いありませんし、あくまでも趣味ですからね。こういったオールドレンズを駆使して楽しく写真生活を送るのも悪くありません。