【守門岳】雄大な山容と大雪庇を眺める厳冬期の周回登山|2026年2月21日
守門岳の登山を検討中の方
『厳冬期の守門岳の登山ってどんな感じだろう。なにか情報があれば教えてほしい。』
この記事は備忘録ですが、少しでも参考になれば幸いです。
本日の内容
- 感想
- スケジュールなど
- 登山ルート
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感想

念願だった厳冬期の守門岳にようやく登ることができました。元・地元が故、麓から眺めるのが日常過ぎてこれまで登る対象ではありませんでした。それがしばらく離れていることもあり「登っておかなきゃ」という衝動に駆られ今回馳せ参じたわけです。
「東洋一の大雪庇」だとか言われていますが、正直そこはどうでもよくて、いやもちろん素晴らしいんですけど、どちらかというと使命感的に登ってきた感じです。とはいえ実際目の当たりにすると本当に素晴らしかったです。
すぐ身近にこんな魅力的な山があるなんてね、登ってみないとわからないものですね。特に冬でも比較的登りやすく、危険個所が少ないという意味でも貴重な存在かと思います。登山者だけでなくバックカントリー勢に人気な理由もよくわかりました。
地元の山を知らずして他所を語るのもどうかと思っていたので、今回登ることができて本当に良かったと思います。次は無雪期に行って、できればテント泊ないし小屋泊をしてきたいと思います。
なお余談ですが地元では「守門岳」よりも「守門山」という呼び名で親しまれています。登山口が点在しており、四季を通して楽しめるのも魅力ですね。
スケジュールなど
【日にち】2026年2月21日
【天候】晴れ、稜線はやや強い風(早朝)
【気温】駐車場-3℃くらい、下山時はやや暑いくらい
【登山コース/時間】定番の冬季周回コース/6時間00分/15.9km
【電波状況】稜線は圏内、麓は圏外(docomo)
【積雪量】駐車場時点でおよそ2m
登山コース

冬季除雪終了点から定番の冬季周回コース
4:00 冬季除雪終了点
4時前に到着しましたが、すでに20台ほど停まっておりびっくりしました。続々とやってくる登山客。奥の駐車スペースには5,6台しか停められず、すれ違いがギリギリな道路にできるだけ寄せて縦列駐車します。
そもそも冬季は登山客しか使わない道路だと思われます。丁寧に除雪してくださっていることに感謝しなければいけません。無料ですしね。冬季間だけ除雪代として協力金を取ってもいいんじゃないかなー。
4:20 冬季除雪終了点~大岳




別に急ぐ必要もないのになんだかソワソワしてしまい、そそくさと準備をして出発します。私は最初から最後までワカンを装着していきました。守門岳ならスノーシューでも良さそうです。一応アイゼンも持っていきましたが出番はありませんでした。
風もなければ雲もありません。山奥過ぎて光も届きません。超綺麗な星空が頭上に広がっており、これだけでも来て良かったと思えるくらいです。その代わり氷点下なのでとにかくキンキンに冷えています。
先行者は5,6名でしょうか。とりあえず連日の入山者のおかげで踏み跡はバッチリです。とはいえ真っ暗だし、よく写らないので目印っぽいのは全然撮らず仕舞いでした。小高い丘の長峰、保久礼小屋はなんとなくわかりました。
黙々と進んでいると東の空が明るくなってきました。長峰から大岳まで雄大なだけあり意外と長く、傾斜もそこそこで息が上がります。バックカントリー勢に人気な理由がわかりました。
6:45 大岳~大岳分岐




ということで大岳に到着しました。雄大。左側に目をやると大雪庇越しに粟ヶ岳がよく見えます。右側に目をやるとシュカブラ越しに朝日を浴びた美しくて雄大な守門岳がよく見えます。んー、絶景かな。
ふと足元に目をやるとクラックがありました。絶景に目を奪われているとうっかり踏み込んでしまいそうになりますが、マジで気を付けなければいけませんね。
さすがにジッとしていると寒いため靴紐を締め直してすぐに出発します。大岳分岐へ向かうには一旦大きく下らなければなりませんが、これが想像以上に急斜面でカチカチに凍っているとかなり怖いと思います。
アイゼンの出番だったかもしれませんが、幸いそこまでではなかったためワカンで慎重に下りました。暗部に着くと再び登り返しますが、これがまた急斜面で息が上がります。
7:20 大岳分岐~守門岳


雪質は締まっておりかなり歩きやすいですが、うっかり雪庇に近づかないように進みます。なかなか大変ながらも気持ちの良い稜線歩きです。
大岳分岐の写真はありませんが、ここからさらに青雲岳を超えて守門岳へと向かいます。何度も振り返ってはその雄大な山容、巨大な雪庇に心を奪われます。
7:55 守門岳


最後にグッとひと登りすると守門岳山頂です。360度の大パノラマは見事です。空気も澄んでいて遠くの山々までよく見渡せます。早朝から頑張った甲斐がありました。
同着した方々と軽くお話をしながら思い思いに写真を撮って過ごしました。山頂に数日前のものと思われるテント泊の痕跡を発見したのですが、なんとその真下にはクラックがパックリと口を広げていました。何かの冗談かと思いましたが本当の話です。ゾッとしますね。
8:10 守門岳~藤平山


休憩そこそこに下山を開始します。眼前には里の素晴らしい雪景色が広がっており軽快に下っていきます。途中で振り返ると守門岳の見事な稜線を拝むことができます。後続者が小さく小さく見えています。この後かなりの人数が通過したことでしょう。
標高を下げるにつれ、というか気温が上がってきたせいで少しずつ雪質が重くなってきました。心なしか踏み跡も深くなり足取りも重くなります。真っ白な雪原に先行者のトレースがよく映えますね。
8:50 藤平山~冬季除雪終了点



写真はありませんが、なんだかんだ小さなアップダウンを経て藤平山っぽいところに着きました。一部夏道と違うためトレースがないとちょっと迷ってしまいそうです。
しかもここから先は完全に冬道仕様で、通常なら絶対に通らないであろう林間を進むことになります。少なくとも地図がないとちょっと危険かもしれませんね。こういうところが一番迷いやすいです。
10:20 冬季除雪終了点


グサグサしてきた雪を踏みしめながら無事に下山しましたが、守門岳山頂から異様に長く感じました。というか藤平山から先がとにかく長かった印象です。疲れたー。
身支度を整えて車を走らせると、まあ想像以上に長い車列ができていました。何十台停まっていたのか。とりあえず関東圏のナンバーが圧倒的に多かった印象です。それだけ人気な山ってことですね。いやほんと、良い山でした。
越後とちお温泉 おいらこの湯

下山後は越後とちお温泉 おいらこの湯にお立ち寄りくださいませ。11時からなので早すぎると開いていないため営業時間にはご注意ください。