【初心者向け】ブレはシャッタースピード優先モードでコントロールする
写活デビューした人
『シャッタースピード優先モードの使い方を教えてほしい。』
そんな質問にお答えします。
ここでは本や経験から学んだことを整理してお伝えしていこうと思います。私もアウトプットすることで勉強になります。一緒に成長して、写真生活を楽しみましょう。
本日の内容
- はじめに
- シャッタースピードが速い=ブレない、シャッタースピードが遅い=ブレる
- シャッタースピードをあえて遅くする場合とは
- おわりに
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はじめに
ブレをコントロールしたいときは『シャッタースピード優先モード』を使いましょう。写真がブレるもブレないもシャッタースピード次第。特別な目的があれば話は別ですが、基本的にブレない写真のほうが好ましいです。ちなみにシャッタースピード優先モードのことをNikonでは『Sモード』、Canonでは『Tvモード』と呼びます。
シャッタースピードが速い=ブレない、シャッタースピードが遅い=ブレる
シャッタースピードが速いということはカメラのシャッターが開いている時間が短いということ。シャッタースピードが速ければ速いほど、ブレにくい写真を撮ることができます。
そもそもブレには『手ブレ』と『被写体ブレ』があります。手ブレとはカメラを構えてシャッターを押すときに起きてしまう自然なブレのことであり、完全に止めることはできません。被写体ブレとはシャッターを押して記録している間に、撮影の対象が動いてしまうことで生じるブレのことです。
どのくらいのシャッタースピードが適切なのかは撮影の目的によって異なりますが、手ブレ防止が目的であればフルサイズのカメラならば『1/レンズの焦点距離(秒)』でとりあえず大丈夫と言われています。
たとえば焦点距離が50mmのレンズであればシャッタースピードは1/50秒、125mmのレンズであれば1/125秒が最低ラインになります。わたしはビビりなので、もう少しシャッタースピードを上げて使用することが多いです。
いずれにせよ、手ブレ・被写体ブレの原因はシャッタースピードが遅いこと以外にありません。
シャッタースピードをあえて遅くする場合とは
あえてシャッタースピードを遅くして撮る方法もあります。流し撮りなんかが良い例で、電車などの乗り物を撮るときによく使われる技法です。
ほかにも街中で道行く人たちを撮影するとき、あえてブラしたり残像をつくることで印象的な写真に仕上げるときなんかに使われます。
最初のうちはなかなか難しい方法です。まずはカメラの扱いに慣れてから始めてみるのも良いでしょう。わたしも練習してみます。
おわりに
シャッタースピードについてざっくりと説明しました。ただ前回の絞り優先モードのとき同様、操作に慣れてくるとおそらく使わなくなります。というか私がそうだったのですが、絞り優先モードに比べるとシャッタースピード優先モードはなんとなく扱いづらかったのでほとんど使用したことがありません。たぶんこのモードを覚えるのであれば、すっ飛ばしてマニュアル撮影モードに慣れたほうが良いかもしれません。というオチでした。
【初心者向け】ボケは絞り優先モードでコントロールする|matsukenblog
写真のボケは絞り優先モードでコントロールします。絞り優先モードのことをNikonでは『Aモード』、Canonでは『Avモード』と呼びます。絞り値が小さいと背景がボケるし、絞り値が大きいと背景までピントが合います。それぞれ使いどころが違うので、どんな感じの写真を撮りたいかによって使い分けましょう。