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【角田山】五りん石ルート→山の神ルートの周回|春の山野草、里山登山|2024年4月21日

登山

角田山の登山を検討中の方
『角田山ってどんな感じだろう。なにか情報があれば教えてほしい。』

この記事は備忘録ですが、少しでも参考になれば幸いです。

本日の内容

  • 感想
  • スケジュールなど
  • 登山ルート
  • 角田山について

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感想


ここ最近立て続けに角田山に登っています。今回選んだルートは「五りん石ルート→山の神ルート」の周回です。五りん石ルートは公式ですが、山の神ルートは非公式です。いずれも登山口はほぼ同じなので周回するにはちょうど良いですが、如何せん駐車場が狭いため10台くらいしか停められません。路駐するにも道幅が狭いため、満車の際は諦めるしかないでしょう。

どちらも平野側の登山道のため正直眺望は良くありませんが、時期的に新緑が非常に気持ち良いルートでした。イチリンソウやニリンソウ、ハコベやトキワイカリソウなど、このルートもたくさんの山野草が咲いていました。少しマイナーな分、登山者が少ないのでのんびりと楽しむには最適かもしれません。なお山の神ルートの小さな神社には、本当に神様が宿っていそうな神々しい雰囲気が漂っていました。

今回は9時半から登り始めて12時半には下山しました。今回も撮影しながらだったので遅くなりましたが、サクサク登ればこんなにかかりません。

スケジュールなど

【日にち】2024年4月21日(日)
【天候】晴れ
【気温】15℃(午後)
【登山ルート】五りん石ルート→角田山山頂→山の神ルートの周回
【時間】写真撮影による時間超過のため未記載
【電波状況】ところにより圏外(docomo)
【山野草】イチリンソウ、ニリンソウ、ハコベ、チゴユリ、雪割草など

登山ルート


※都合上、横にしています。見づらくてすみません。以下、合流地点がたくさんあるため表現がかなり紛らわしいことになっています。予めご了承ください。

五りん石ルート登山口→ほたるの里ルートとの分岐点











初見ではちょっとわかりづらいかいもしれないので、グーグルマップを駆使して向かいましょう。駐車場にはせいぜい10台くらいしか停められないので早い者勝ちです。なお看板には「竹野町ルート」と書いてありますが、五りん石ルートなので安心してください。

まずはやたらと倒木の多い杉林を進み、しばらくは軽い登りで森林浴が楽しめます。他のルート同様にイチリンソウやニリンソウ、ハコベなどの山野草が気持ちを弾ませてくれます。それにも増して杉林に点在する広葉樹の新緑が美しいです。そんなこんなしていると、いきなり急登の階段が現れます。短いですがかなりの斜度に息が上がります。

ほたるの里ルートとの分岐点→角田山山頂



登り終えると、ほたるの里ルートとの分岐点というか合流地点に出ます。ここから角田山名物の心臓破りの坂を登っていきます。低山なので短いとはいえ意外と急登が多いのも特徴です。がんばりましょう。

角田山山頂→五りん石ルート/ほたるの里ルートとの分岐点


ということであっという間に山頂です。さてここから分岐点(合流地点)まで引き返します。

五りん石ルート/ほたるの里ルートとの分岐点→山の神ルート/ほたるの里ルートとの分岐点




山の神ルートはほたるの里ルートに進みます。ぽつぽつとチゴユリなどの山野草が咲いていましたが、こちらのルートは全体的に山野草が少なかった印象です。淡々と下っていきます。

山の神ルート/ほたるの里ルートとの分岐点→山の神ルート登山口





分岐点にはベンチがあります。ここで左側の山の神ルートへと進みます。マイナールートですが踏み跡は意外としっかりしていたので迷うことはないでしょう。

間もなく下山というところで、山の神ルートの所以である神社が現れます。根っこむき出しのうねうねとした木々に囲まれ、なにやら神々しい雰囲気が漂っています。間違いなく神様がいますね、ここには。生憎お賽銭を持ち合わせていませんでしたが、参拝だけはしてきました。

山の神ルート登山口


ということでこちらもあっという間に下山です。鳥居を出てちょこっと行くと駐車場です。

角田山について


西蒲三山の北端にある角田山は、佐渡弥彦米山国定公園に指定され、田中澄江著書の「新・花の百名山」にも選ばれている植生豊かな里山です。

角田山はルートバリエーションが豊富です。公式ルートが7本、非公式ルートが10本もあります。全国を探してもこんなにバリエーション豊富な山は珍しいのではないでしょうか。「登山ルートが多い百名山」があれば間違いなくランクインするでしょう。余談ですが、妙光寺(古墳)ルートにもう一本追加されたような地図もありました。

いずれのルートも途中で他ルートと合流して山頂に続くのがほとんどですが、それにしたって多いですね。なお非公式ルートは基本的に標識がないので下調べは必須かと思います。全ルートの詳細は「新潟の山らて」さんのブログに詳しく書かれているのでご参照いただきたいと思います。

角田山は一年を通して県内外から登山者が訪れます。春には雪割草(ミスミソウ)やカタクリ、夏にはキツネノカミソリなどの山野草が楽しめます。登るごとに様々な表情が楽しめる角田山は新潟を代表する里山と言えます。