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【角田山】桜尾根ルート→灯台ルートの周回|春の山野草、里山登山|2024年4月6日

登山

角田山の登山を検討中の方
『角田山ってどんな感じだろう。なにか情報があれば教えてほしい。』

この記事は備忘録ですが、少しでも参考になれば幸いです。

本日の内容

  • 感想
  • スケジュールなど
  • 登山ルート
  • 角田山について

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感想


ここ最近立て続けに角田山に登っています。今回選んだルートは「桜尾根ルート→灯台ルート」の周回です。桜尾根ルートは非公式ですが、灯台ルートは言わずもがな定番且つ一番人気の公式ルートです。桜尾根ルートは非公式だけあって若干登山口がわかりづらいかもしれませんが、登山道はしっかりしているので全然問題ないでしょう。

意外なことに桜尾根にはまだ雪割草が咲いていました。たしか私有地なので手入れをされているからでしょうね。感謝感謝です。カタクリはいずれも中腹より上のほうで咲き誇っていましたが、さすがに終わりが近そうな雰囲気でした。

今回は14時から登り始めて17時前には下山しました。今回も撮影しながらだったので遅くなりましたが、サクサク登ればこんなにかかりません。午後なら混雑していないかなと思いましたが、県内外のナンバーで駐車場はかなり埋まっていました。この時期の角田山の人気はさすがです。

スケジュールなど

【日にち】2024年4月6日(土)
【天候】晴れ
【気温】15℃(午後)
【登山ルート】桜尾根ルート→角田山山頂→灯台ルートの周回
【時間】写真撮影による時間超過のため未記載
【電波状況】ところにより圏外(docomo)
【山野草】カタクリ、キクザキイチゲ、タチツボスミレ、ショウジョウバカマ、雪割草など

登山ルート


※都合上、横にしています。見づらくてすみません。以下、合流地点がたくさんあるため表現がかなり紛らわしいことになっています。予めご了承ください。

灯台ルート駐車場→桜尾根ルート登山口


桜尾根ルート登山口と灯台ルート登山口は近いため、灯台ルート駐車場に停めておけば大丈夫です。ハイシーズンの午前中は激混み必至ですが、さすがに満車になることはないでしょう。桜尾根ルート登山口は一旦道路に出て反対側に渡り、燦燦CAFEを少し行った先にあります。初見だと少し戸惑うかもしれません。

桜尾根ルート登山口→此の入沢ルートとの合流地点









なんとなく駐車スペースがありますがここには停めないほうがいいでしょう。あくまでもここは私有地なので注意事項にはしっかりと目を通しましょう。登山道はしっかりしているので迷うことはありません。ちょっと狭いですがすれ違いポイントもあるので大丈夫だと思います。

色とりどりの雪割草を眺めながらのんびりと登っていきます。それにしてもまだ咲いていたとは思いませんでした。雪割草ゾーンを抜けると、標高を上げるにつれてカタクリロードへと変わっていきます。そのうち笹藪に囲まれた登山道となり、軽くアップダウンを繰り返します。

私が確認できた限りでは、このルート間には白いカタクリが一本だけ咲いていました。上りなら見つけやすいかもしれません。

此の入沢ルートとの合流地点→灯台ルートとの合流地点




此の入沢ルートとの合流地点です。此の入沢ルートも非公式ですが人が少なくて雪割草が楽しめるのでおすすめです。なんとなく岩でブロックされているのでわかると思いますが、山頂は右側を進んでいきます。

その後、再びカタクリロードとなり灯台ルート合流地点へと向かいます。ここにも登山道脇に白いカタクリが一本だけ咲いていました。

灯台ルートとの合流地点→角田山山頂


灯台ルートと合流したら木道を進みます。

角田山山頂→五ヶ峠ルート/浦浜ルートと灯台ルートとの合流地点


あっという間に角田山山頂です。小休止したら早速下山します。先ほどの合流地点まで戻ったら灯台ルート方面に進みます。三望平園地を過ぎてしばらくすると、五ヶ峠ルート/浦浜ルートと灯台ルートとの分岐点です。

五ヶ峠ルート/浦浜ルートと灯台ルートとの合流地点→分岐点


灯台ルートへと進みます。この辺りは笹藪しかありません。

分岐点→岩場



灯台ルートへと進みます。枯れ木に囲まれたカタクリロードを淡々と下っていきます。しばらくすると視界が開けて日本海が見えていきます。

※「公式登山道から出ないでください」との注意書き方向は小浜ルート/雷岩ルートへと続いています。ここもカタクリが素晴らしくておすすめですが一応非公式ルートです、一応ね。

岩場→灯台ルート駐車場




ゴツゴツした岩場も楽しいですね。濡れていると滑るので要注意です。足首をグネらないように気を付けましょう。上りも良いですが、下りでは眼前に日本海がバーッと広がっているので大変気持ち良いです。佐渡見平から灯台越しに見る日本海、佐渡島の景観は素晴らしいです。

灯台ルート駐車場

てことで無事下山しました。桜尾根ルートから灯台ルート(逆でも良いですが)はこの時期の定番ルートだと思います。雪割草とカタクリがこれでもかってくらい楽しめます。その分ハイシーズン且つ時間帯によっては登山者で激混みなので、すれ違いなどに辟易したくなければ時間帯を外すのも良いでしょう。

角田山について

角田山
西蒲三山の北端にある角田山は、佐渡弥彦米山国定公園に指定され、田中澄江著書の「新・花の百名山」にも選ばれている植生豊かな里山です。

角田山はルートバリエーションが豊富です。公式ルートが7本、非公式ルートが10本もあります。全国を探してもこんなにバリエーション豊富な山は珍しいのではないでしょうか。「登山ルートが多い百名山」があれば間違いなくランクインするでしょう。余談ですが、妙光寺(古墳)ルートにもう一本追加されたような地図もありました。

いずれのルートも途中で他ルートと合流して山頂に続くのがほとんどですが、それにしたって多いですね。なお非公式ルートは基本的に標識がないので下調べは必須かと思います。全ルートの詳細は「新潟の山らて」さんのブログに詳しく書かれているのでご参照いただきたいと思います。

角田山は一年を通して県内外から登山者が訪れます。春には雪割草(ミスミソウ)やカタクリ、夏にはキツネノカミソリなどの山野草が楽しめます。登るごとに様々な表情が楽しめる角田山は新潟を代表する里山と言えます。