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【角田山】一升瓶ルート→福井ほたるの里ルートの周回|春の里山登山|2024年4月27日

登山

角田山の登山を検討中の方
『角田山ってどんな感じだろう。なにか情報があれば教えてほしい。』

この記事は備忘録ですが、少しでも参考になれば幸いです。

本日の内容

  • 感想
  • スケジュールなど
  • 登山ルート
  • 角田山について

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感想


ここ最近立て続けに角田山に登っています。今回選んだルートは「一升瓶ルート→福井ほたるの里ルート」の周回です。一升瓶ルートは非公式、福井ほたるの里ルートは公式です。登山口は基本的に同じなので周回するにはちょうど良いです。

一升瓶ルートは視界が開けることなく木々の中を黙々と登っていきます。したがって眺望はまったく期待できず所々蜘蛛の巣も張っており、ルート的にも角田山で一番おもしろくありません。人に会いたくない方にはおすすめですが、ひとまず初心者向けではないでしょう。山野草はチゴユリがぽつぽつと咲いていました。

福井ほたるの里ルートは角田山で一番長いルートですが、基本的に緩やかなのでのんびりと登るにはちょうど良いでしょう。ただし山頂手前に名物の心臓破りの坂と呼ばれる急登があるのでここだけ頑張りましょう。こちらも木々の中を進んでいくので眺望はイマイチですが、定番の公式ルートです。

今回は10時20分から登り始めて12時には下山しました。途中で走ったりしたので、全部歩いて周回すると時間的にはもう少しかかるかもしれません。

スケジュールなど

【日にち】2024年4月27日(土)
【天候】晴れ
【気温】20℃
【登山ルート】一升瓶ルート→角田山山頂→福井ほたるの里ルートの周回
【時間】1時間40分ですが所々で走っています
【電波状況】ところにより圏外(docomo)
【山野草】チゴユリなど

登山ルート


※都合上、横にしています。見づらくてすみません。以下、合流地点がたくさんあるため表現がかなり紛らわしいことになっています。予めご了承ください。

ほたるの里ルート登山口→一升瓶ルート登山口






福井ほたるの里ルートと同じ駐車場に停め、登山口まで林道を20分ほど歩きます。ちょこちょこと分岐がありますが気にせず進みましょう。写真の矢印だけ間違えないようにしてください。

一升瓶ルート登山口→角田山山頂









ちょっとわかりづらいですが、登山口は苔の生えたコンクリート塀のすぐ先にあります。目印らしい目印は見当たらないため、写真のような踏み跡や杉の木の雰囲気で見つけましょう。ルートの途中に名前の由来である一升瓶が置いてあるらしいのですが、私は完全に見過ごしてしまいました。

マイナールートだけあってすでに若干ヤブっていますが、思いのほか踏み跡はしっかりとついています。所々蜘蛛の巣も張っているため小枝で払いのけながら進みましょう。基本的に登りっぱなしで眺望もよくないため地味に疲れますが、森林浴を楽しむつもりで頑張りましょう。

角田山山頂→ほたるの里ルート登山口







山頂手前で一瞬ルートを見失いますが、写真のような感じで進んでいくと山頂にたどり着きます。かすかに避難小屋が見えたり、人の声が聞こえたりするので安心してください。

ほんのり休憩したら、福井ほたるの里ルートに向けて下山します。五りん石ルートや山の神ルートとの分岐点がありますが、気にせず淡々と下っていきます。下りはちょこちょこ駆け下りたので時間的にはだいぶ早かったと思います。

ほたるの里ルート登山口

ということであっという間に下山です。この日は季節のわりに暑かったのでちょっと汗をかきました。暑熱順化の段階としてはちょうど良かったかもしれません。

角田山について


西蒲三山の北端にある角田山は、佐渡弥彦米山国定公園に指定され、田中澄江著書の「新・花の百名山」にも選ばれている植生豊かな里山です。

角田山はルートバリエーションが豊富です。公式ルートが7本、非公式ルートが10本もあります。全国を探してもこんなにバリエーション豊富な山は珍しいのではないでしょうか。「登山ルートが多い百名山」があれば間違いなくランクインするでしょう。余談ですが、妙光寺(古墳)ルートにもう一本追加されたような地図もありました。

いずれのルートも途中で他ルートと合流して山頂に続くのがほとんどですが、それにしたって多いですね。なお非公式ルートは基本的に標識がないので下調べは必須かと思います。全ルートの詳細は「新潟の山らて」さんのブログに詳しく書かれているのでご参照いただきたいと思います。

角田山は一年を通して県内外から登山者が訪れます。春には雪割草(ミスミソウ)やカタクリ、夏にはキツネノカミソリなどの山野草が楽しめます。登るごとに様々な表情が楽しめる角田山は新潟を代表する里山と言えます。