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【Nikon D40X+AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G】開放で春の山野草を撮ってみた

カメラ

Nikon D40XとAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gにて開放で春の山野草を撮ってきました。いわゆる撒き餌レンズと呼ばれる類ですが、使いやすくて良く写るしすごいレンズです。感想とともに作例を少しご紹介いたします。

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Nikon D40X+AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gの作例

  • すべて未加工
  • フィルター未使用
  • ピクチャーコントロール:スタンダード
  • ホワイトバランス:晴天
  • JPEG撮って出し
  • 焦点距離:換算35mm
  • 絞り値:f1.8 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:200


    サワハコベだと思います。だいぶ小さな花でとても可憐です。今回の写真はすべて開放で撮っていることもあり、ピントは合っていると思いますが若干甘いというか滲みを感じます。絞れば滲みもなくキリッと締まった写真が撮れますが今回は作例がありません。

    絞り値:f1.8 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:100


    最短撮影距離が0.3mなので想像以上に寄れます。こういった小さな花だけでなくテーブルフォトやスナップレンズとしても重宝します。そして開放撮影で気になるボケ具合ですがどうでしょう。他の作例も合わせて確認していただきたいのですが、結構滑らかで柔らかいボケ具合のように感じます。

    ところでこれはトキワイカリソウですが、先ほどの写真よりも滲みが気にならずピント面は芯のある描写をしています。これ、本当に撒き餌レンズでしょうか。

    絞り値:f1.8 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:100


    本当に開放かなってくらいコントラストが高くしっかりと解像しています。滲みがないわけではありませんが全く気にならないレベルです。今回の作例はほとんど日陰でしたが、最大開放値f/1.8にだいぶ救われています。

    絞り値:f1.8 シャッタースピード:1/1000秒 ISO感度:100


    おそらくイチリンソウですが自信がありません。花は花で美しいですが、葉の色味がとてもフレッシュで生き生きとしており、新緑の雰囲気が表現できているように思います。背景がボケている影響もありますが全体的に立体感が強調されている印象です。

    絞り値:f1.8 シャッタースピード:1/800秒 ISO感度:100


    シャガは特徴的な見た目をしているのでよくわかります。群生していることもあるのでさらに目につきます。ズームしていただくとわかるかもしれませんが、細部の模様までしっかりと解像しています。なおズームすると滲みも目立ちます。全体的にしっとりとした印象で撮れました。

    絞り値:f1.8 シャッタースピード:1/1250秒 ISO感度:100


    イチリンソウですが先ほどの形とは異なります。花弁の色味が目立つようにあえてアンダー気味に撮ってみたところ、若干の周辺減光もあり際立って見えます。

    絞り値:f1.8 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:100


    おそらくヒメリュウキンカですが、これは外来種なのでなんだかなーという気持ちです。見ている分には艶っとした黄色い花弁が特徴的で可愛らしいのですが、繫殖力が高いらしいので駆除してほしいですね。

    絞り値:f1.8 シャッタースピード:1/2500秒 ISO感度:100


    木の根元に咲くイチリンソウ。こんな具合に咲いている環境を含めて撮ってみるとバリエーションが増えるし、雰囲気が伝わりやすくて良いかなって思います。同じ向き、同じ角度で咲いているイチリンソウが可愛らしいです。

    絞り値:f1.8 シャッタースピード:1/100秒 ISO感度:100


    大好きな苔×シダ植物、ジメッとした雰囲気が伝わってきます。それはそうと、これはさすがにビビットすぎますね。でもこれがNikon D40Xのピクチャーコントロールのスタンダードなんです。なんてド派手な発色でしょう。もう少し抑え気味、つまりニュートラルで撮るくらいがちょうど良いのかもしれません。

    感想

    Nikon D40Xは2007年に発売されたエントリークラスのデジタル一眼レフカメラです。1,020万画素という低画素にCCDセンサーを積んでおり、前年に発売されたNikon D40の兄弟機的存在と言えます。

    D40XはD40の610万画素よりも画素数が上がったのが一番の違いで、外観や操作性はまったく変わりありません。D40Xのほうが数十グラム重くなったとはいえ、パッと見せられてもエンブレムを見ないとわからないくらいです。

    ただし出てくる画はだいぶ違うように思います。D40Xの画はとにかく派手です。ピクチャーコントロールで鮮やか設定にしようもんなら、目が痛くなるくらいには派手です。対してD40は比較的穏やかで暖かみのある色味に感じます。

    こればっかりは好みですが、人物を撮るならD40のほうが撮りやすいかもしれませんし、D40Xは風景向きかもしれません。もちろんRAW現像ができるので弄ること前提ならどちらでも良いでしょう。

    AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8Gは2009年に発売されたDXフォーマット初の単焦点レンズです。いわゆる撒き餌レンズの類ですが、使っていると「本当に撒き餌レンズかな」ってくらいにはよく写るので満足できると思います。

    外観は撮影距離表示がなかったり全体的にプラスチッキーで安っぽかったりするので値段相応と言えます。だがしかし、それらは写りとは関係ないですよね。むしろそれらのコストを抑えることで光学系の品質を保っているのかもしれません。Nikon技術者の努力の結晶ですよきっと。ちなみにマウント部は金属です。

    フルマニュアル撮影も可能ですが、フォーカスリングは決して扱いやすいとは言えない感覚です。きっとオートフォーカスがメインになると思いますが、そもそもフルマニュアル撮影をする層はこのレンズを選ばないでしょう。

    開放撮影だとさすがに甘さというか滲みが出るし、周辺減光も若干目立ちます。それを含めて作品作りとするならばOKでしょう。f/5.6くらいまで絞れば甘さも周辺減光も目立たなくなりますが、今回は作例がないので比べられません。

    ということでまとめると「安くて、軽くて、小さくて、よく写る」。まあそんな組み合わせです。なお暗所では高感度耐性の低さが影響してちょっと厳しいですが、ある程度の明るさが担保できればなんでも撮れちゃいます。今回は山野草でしたが、スナップにもちょうど良いのではないかと思います。