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【Nikon D700+AI-S Micro NIKKOR 55mm f2.8】氷点下の福島潟でマクロ撮影|作例10枚

カメラ

Nikon D700+AI-S Micro NIKKOR 55mm f2.8で氷点下の福島潟を撮ってきました。本命のマクロ撮影だけでなくスナップ感覚でも使えるこのレンズ、ひとまず感想とともに作例を少しご紹介します。

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Nikon D700+AI-S Micro NIKKOR 55mm f2.8

  • すべて未加工
  • フィルター未使用
  • ピクチャーコントロール:標準
  • JPEG撮って出し
  • 焦点距離:55mm
  • 絞り値:f4 シャッタースピード:1/40秒 ISO感度:1250 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート

    AI-S Micro NIKKOR 55mm f2.8
    撮影は3月中旬ですが、早朝はまだまだ氷点下です。ばっちり霜が降りていました。指の感覚がなくなりながらも、がんばって撮影してきました。アキノエノコログサ(猫じゃらし)に隠れて、春っぽいナゾノクサが顔をのぞかせていました。本来はもっと生き生きとした色味でしたので要調整です。余談ですがシャッタースピードをもっと早くしてブレを防止しつつ、ISO感度を上げて明るさを調整すればよかったです。

    絞り値:f5.6 シャッタースピード:1/80秒 ISO感度:2500 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート

    AI-S Micro NIKKOR 55mm f2.8
    アキノエノコログサ(猫じゃらし)です。総苞毛の一本一本にまで霜が降りていました。ちょっとしたアート作品といった印象です。

    絞り値:f5.6 シャッタースピード:1/60秒 ISO感度:2500 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート

    AI-S Micro NIKKOR 55mm f2.8
    こちらもナゾノクサですが、ツンツンした葉先にびっしりと霜が降りていました。少し飛ばし気味に撮るといい雰囲気になるかもしれません。

    絞り値:f5.6 シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:1600 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート

    AI-S Micro NIKKOR 55mm f2.8
    見ているとなんだかゾクゾクします。凹凸の感じがとても立体的で、生きもののような生命力を感じました。あえてアンダー気味に撮ってみましたが、良い雰囲気です。モノクロでもかっこいいと思います。

    絞り値:f5.6 シャッタースピード:1/80秒 ISO感度:1250 露出補正:-0.7 ホワイトバランス:オート

    AI-S Micro NIKKOR 55mm f2.8
    ネコヤナギにも霜が降りて冷たそうな雰囲気です。よくみると薄っすらと蜘蛛の糸が張っていますね。それにしてもネコヤナギとはよく言ったものです。ほんとそっくり。

    絞り値:f8 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:1250 露出補正:-0.3 ホワイトバランス:オート

    AI-S Micro NIKKOR 55mm f2.8
    ほんのりと朝日を浴びた葉っぱに、これまたびっしりと霜が降りていました。意識して地面を眺めてみると、霜のアートがあちこちに点在しているのがわかります。季節限定の作品です。

    絞り値:f8 シャッタースピード:1/400秒 ISO感度:1250 露出補正:-0.3 ホワイトバランス:オート

    AI-S Micro NIKKOR 55mm f2.8
    産毛にびっしりと霜。斜光がきれいに照らしています。たぶん一年草の一種ですが、撮影する季節や時間によって見え方が異なるのは楽しいです。

    絞り値:f5.6 シャッタースピード:1/2500秒 ISO感度:400 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート

    AI-S Micro NIKKOR 55mm f2.8
    フルサイズだとちょうど標準域の画角なのでとても使いやすいです。こちらは福島潟越しの山から昇る朝日です。水面がいい感じに水鏡となっているので印象的な写真になりました。ブルーアワーのタイミングもいいですが、朝日が顔を出したくらいのタイミングも捨てがたいです。

    絞り値:f5.6 シャッタースピード:1/2500秒 ISO感度:200 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート

    AI-S Micro NIKKOR 55mm f2.8
    水面がほんのり揺れている感じを出したくて、縦構図で撮ってあります。空よりも水面を多く入れることで、早朝の柔らかい雰囲気が出せたような気がします。

    絞り値:f8 シャッタースピード:1/200秒 ISO感度:1250 露出補正:+1.0 ホワイトバランス:オート

    AI-S Micro NIKKOR 55mm f2.8
    福島潟ってキャンプできるんですよ。使用料もめちゃめちゃ安いです。くっそ寒いなか、朝日を眺める2人の後ろ姿がとても素敵だったので撮らせていただきました。

    撮影場所

    〒950-3328
    新潟県新潟市北区前新田乙493番地
    福島潟

    感想

    マイクロニッコールということもあり、どうしても草木に目がいってしまいます。氷点下でのマニュアルフォーカスはなかなか大変ですが、日中では見られない光景が広がっているのでクセになります。霜が降りた日の撮影は季節限定なので、ぜひ試していただきたいと思います。

    それにしてこのレンズ、よく写ります。寄っても引いてもOKの万能レンズです。長年にわたり愛され続けてきた理由がよくわかります。フォーカスリングも扱いやすいので、マニュアルフォーカスレンズをお探しの方にはいいかもしれません。

    こちらのレンズ(AI-S Micro NIKKOR 55mm f2.8)については以前のブログにまとめてありますので、よろしければご覧になってください。