【PENTAX K10D+Super-Takumar 50mm f/1.4】春の訪れ、梅の花を撮ってみた|作例5枚
PENTAX K10D+Super-Takumar 50mm f/1.4で梅の花を撮ってきました。感想とともに作例を少しご紹介いたします。
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PENTAX K10D+Super-Takumar 50mm f/1.4
シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:100 ホワイトバランス:オート
ようやく梅の花が咲いてきました。しかしブレているのか、フォーカスが合っていないのか。マニュアルフォーカスがちょっと分かりづらいのが難点です。目が悪いだけかもしれませんが。
この写真は開放で撮影していますが、オールドレンズらしい独特の滲みボケ。なんていうかな、化学物質が滲んだような、オイリーな、強烈なボケ方が特徴ですね。
シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:100 ホワイトバランス:オート
蒲原神社って五穀豊穣がメインの神社のはずですが、それはその人の気の持ちようでしょうか。学業成就の絵馬がたくさん掛けられていました。フォーカスがばっちり合っているポイントは、しっかりと解像しているのがわかります。少しでも外れると、じわっとボケてきます。
シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:100 ホワイトバランス:オート
梅の花にフォーカスを合わせたつもりでしたが、神社の屋根に合っているかもしれません。でもこれはこれで前ボケかな。枝がうるさいので、ちょっと滲んでくれて良かったです。
シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:100 ホワイトバランス:オート
梅の花は桜の花にも似ているし、桃の花にも似ています。カラーで撮ればわかりやすいですが、これをモノクロで表現するとなると腕の見せ所らしいです。気に生えた苔が良いアクセント。
シャッタースピード:1/500秒 ISO感度:100 ホワイトバランス:オート
フォーカスを電車にするか梅の花にするか迷いましたが、梅の花の真ん中くらいに合わせています。枝の煩さを緩和するためにも、電車にフォーカスを合わせて手前をボカすべきだったかもしれません。絞り開放のため締まりのない写真ですが、これはいわゆるエモい写真ですかね。色合いとか、淡くて優しい感じが好きです。
感想
私のSuper-Takumar 50mm f/1.4は、1965年発売の6枚絞り6群7枚のアトムレンズです。1964年に発売された6枚絞り6群8枚の非アトムレンズは今でもプレミア価格で取り引きされているようですが、使ったことがないのでわからないものの、ぶっちゃけどうでも良い話なので私はまったく気にしません。
さて私のこのレンズ、アトムレンズということでもれなく黄色に変化しています。したがって、出来上がりの写真が全体的に淡い黄色味を帯びています。でもそれがかえって「味」だったりします。
写真にはありませんが、絞ればキリッとした写真も撮れます。焦点距離は50mmですが、定番のSuper-Takumar 55mmとの焦点距離の差は感じません。どのみち換算75mm程度の中望遠になるわけですが、中望遠って個人的に難しく感じます。
このレンズはハードオフにて4,400円で購入しました。だいたいどの店舗でも同じくらいの値段で手に入ると思います。メルカリやネットショップのほうが高いかもしれませんね。
特段思い入れがなければ、後期型の6枚絞り6群7枚で十分かもしれませんが、一応、最前期型・前期型・後期型の見分け方があるので購入時の参考にしてみてください。詳細はCAMERA fanさんをご参照ください。