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【新潟カメラ散歩】福島潟で蓮の花とか|作例10枚

カメラ

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新潟カメラ散歩|福島潟の蓮の花とか|作例10枚

7月末、福島潟で蓮の花などを撮ってきました。初めて蓮の花を間近で見たのですが、思っていたよりも立派で美しかったです。なるほど、これなら仏陀が鎮座していてもおかしくありませんね。ちなみに蓮の地下茎は蓮根ですが、花びらの感じからはなかなか想像がつきません。なお、見頃は8月中旬くらいなので急ぐべし。

カメラ:Nikon D300 絞り値:f4.5 シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:200 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート

蓮
なんとなく青みを帯びたピンク色がなんとも美しいです。手持ち且つマニュアルフォーカスなので、中央にフォーカスを合わせるのに少し苦労しました。いや、それにしても美しい花。

カメラ:Nikon D300 絞り値:f4.5 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:200 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート

蓮
同じポイントにて、朝日が差し込んできたため、ややシャッタースピードを上げて撮影しました。陽の当たり方ひとつで色味が変わってきます。偶然ミツバチではない、ハナアブらしき虫が蜜を吸っているところを撮影できました。ズームしなければパッと見の解像度もなかなかです。

カメラ:Nikon D300 絞り値:f4.5 シャッタースピード:1/320秒 ISO感度:200 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート

蓮
艶やかというかなんというか。グリーンの茎からすっと伸びる、ピンク色の花びらがとにかく素敵。花脈の筋がはっきりしていて存在感がありつつも、花自体に優しさを感じます。

カメラ:Nikon D300 絞り値:f5.6 シャッタースピード:1/640秒 ISO感度:400 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート

蓮
カンムリカイツブリ。こいつらの潜水能力はすごい。一旦潜ったらしばらく顔を出さず、出たかと思ったらとんでもないところから現れます。この日も主食の小魚を捕まえていました。

カメラ:PENTAX K10D シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:200 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート

福島潟
ここからはPENTAX K10Dに持ち替えて撮影しました。自身初のPENTAX機ですが、Nikonと比べると色味が派手に感じます。パキッとした色味が特徴なのでしょう。この写真はとりあえず朝日が差し込んでいたので撮ってみたやつです。フォーカスが合わせ切れていませんが、そのぶん柔らかい印象の写真になりました。

カメラ:PENTAX K10D シャッタースピード:1/350秒 ISO感度:100 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート

蓮
朝日の具合もあるかもしれませんが、やはり派手です。幾分ピンクピンクしており、どっしりとした印象を受けます。これはこれでいいなー。

カメラ:PENTAX K10D シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:100 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート

蓮
蓮の花の寿命は4日ほど。枯れ落ちるとこんな具合に花托(かたく)が残ります。中央の粒々たちは蓮の実のようですが、集合体恐怖症にはつらいです。蓮の実ですが、どうやら食べられるそうです。ナッツのような豆のような食感がするみたい。

カメラ:PENTAX K10D シャッタースピード:1/125秒 ISO感度:100 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート

蓮
ミツバチらしき虫が蜜を集めていました。Nikon D300の写真と比べると、やはり色味が派手なような気がします。玉ボケっぽいのも確認できます。

カメラ:PENTAX K10D シャッタースピード:1/250秒 ISO感度:100 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート

蓮
わりと寄れる?というか接写っぽくできる?

カメラ:PENTAX K10D シャッタースピード:1/90秒 ISO感度:100 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート

蓮
儚さってのが、蓮の花の魅力でしょうか。ちなみに蓮の花言葉は「清らかな心」「神聖」「休養」「救ってください」などがあります。

撮影機材


カメラ:Nikon D300
レンズ:AI NIKKOR ED 300mm f4.5S
焦点距離:35mm換算で450mm
ピクチャーコントロール:スタンダード

カメラ:PENTAX K10D
レンズ:Super-Takumar 135mm f3.5
焦点距離:35mm換算で200mm
ピクチャーコントロール:ナチュラル

撮影場所

〒950-3331
新潟県新潟市北区新鼻
福島潟

感想

改めまして、蓮の花って思っていたよりも大きくて、背が高くて、美しい花でした。それでいてバッと開花しているのは午前中のみで、寿命は実質4日くらいです。儚さ加減も魅力なのかもしれません。

蓮についてググってみると、仏教と深い関わりがあるようです。蓮は水生の植物で、泥水の沼や池の中から真っ直ぐ茎を伸ばし、その先に綺麗な花を咲かせます。泥から出てきても汚れることがない様子から、蓮の花は仏教の教えに通じるとされているそうです。

さらに蓮華の五徳という、ありがたい言葉があるようなので載せておきます。

淤泥不染の徳(おでいふぜんのとく)
どんなに厳しい環境にいても清らかに生きましょう。

一茎一花の徳(いっけいいっかのとく)
唯一無二の自分を大切にしましょう。

花果同時の徳(かかどうじのとく)
仏の心を大切に育てていきましょう。

一花多果の徳(いっかたかのとく)
花を咲かせて、たくさんの人々を幸せにできるようにしましょう。

中虚外直の徳(ちゅうこげちょくのとく)
欲に支配されず、真っ直ぐに生きましょう。

こんな仏教の教えをはせながら、改めて蓮の花を眺めてみるのも良いかもしれません。