【新潟カメラ散歩】作り手の顔が見える葛塚朝市を散策|作例10枚
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新潟カメラ散歩|作り手の顔が見える葛塚朝市を散策|作例10枚
雨降るある日の朝、葛塚朝市(葛塚露店市場)に行ってきました。野菜や果物、新鮮な鮮魚に加工品、ほかにも苗や花などがたくさん並んでいました。たまたまプチイベントの日だったらしく、雨にもかかわらずいつもより人出があったようです。カメラ散歩がてら、野菜や鮮魚を購入して帰ってきました。
葛塚露店市場の概要
盆市:8月13日
晦日市:12月29日、31日
開催時間:8:00~13:00 ※天候により早めに終了
絞り値:f6.3 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:320 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート
いかにも朝市って感じがたまりません。個人だったりお店単位だったり、出店の仕方は様々。冒頭にも書きましたが野菜を中心に果物や鮮魚、加工品に苗や花、整体院や仕出し屋の出店などなかなか楽しかったです。全体的に年齢層が高めですが、まあそんなものでしょう。
絞り値:f6.3 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:250 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート
個人の出店ではビーチパラソルが定番のようです。
絞り値:f6.3 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:400 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート
わりと早めに行きましたが、それなりに人出がありました。お客さんと売り手さんの直接的なやり取りがいい感じです。半分お付き合い的な側面があるのかもしれませんが、それもまた人情というか。
絞り値:f6.3 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:500 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート
ノールックの写真ということもあり、フォーカスが合っていません。でもこれはこれでなんとなく好きな一枚です。お客さんが品定めしていますね。何の果物なのかは不明です。
絞り値:f6.3 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:500 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート
一応プチイベントがあったからだと思いますが、お祭り的な出店がありました。この手の出店はやはり子ども人気が高めです。一方、「ボールすくい」「スーパー」がおそらく上下逆さまなのですが、おそらく気づいている人は少ないことでしょう。
絞り値:f6.3 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:500 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート
ちょっと伝わりづらいですが、テントから伸びたロープの位置がめちゃめちゃ低くてとても歩きづらい。まあでも、そんな雑な感じがまた良かったりします。
絞り値:f6.3 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:500 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート
雨合羽を着たおばあちゃん。
絞り値:f6.3 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:800 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート
お魚屋さんの手作り「いか塩辛」。ちょっぴり甘口でめっちゃおいしかった。激しくおすすめします。
絞り値:f7.1 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:800 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート
鮮魚屋さんが合計4件くらい出店しておりました。
絞り値:f7.1 シャッタースピード:1/160秒 ISO感度:800 露出補正:±0 ホワイトバランス:オート
B級品のイチゴが雑に売られていました。見た目はともかくとして、味は良い。売っているお母さんの適当加減も朝市ならではなのかもしれません。
撮影機材
Nikon D300
AF MICRO NIKKOR 60mm f2.8
焦点距離:フルサイズ換算にて90mm
ピクチャーコントロール:モノクロ
撮影場所
〒950-3321
新潟県新潟市北区葛塚5
葛塚露店市場
感想
作り手の顔が見えるのが朝市の特長。何気ない会話を楽しみつつ品物を購入します。昔はこのように面と向かって対話をしながら買い物をするのがとても苦手でした。なんとなく「付き合い」というか「義理」のようなものが生まれたり、「買わなきゃいけない」という心理になったり、単純に「面倒くさい」という感じがしていました。
実際、今でもそのような感情がないかと言えばウソになります。洋服などのショップでの買い物も含めてこのようなface-to-faceがそもそも得意ではありません。
このような感情を抱く人は、わたし以外にも多かれ少なかれいらっしゃると思います。とはいうものの、とくに最近になって「なんだかんだ人とのつながりって大事じゃね?」と感じるようになりました。なんとも情けない話ですが、今になってようやく感じてきた心情です。
スーパーマーケットが主流となっている現代、朝市のようにface-to-faceで買い物ができる空間はとても貴重なものだと感じます。地域密着型スーパーマーケットであれば話は別かもしれませんが、大手スーパーマーケットではただの客と店員であり、その関係はとても希薄なものです。
今回、朝市を通して失われつつある「なにか」を再発見できるような気がしました。若干拗らせた文章になってしまいましたが、とりあえず朝市は楽しいので行ってみてください。若い人たちにとっては逆に新鮮で楽しいかもしれません。カメラがあれば、散歩がてら気軽に立ち寄ってみてください。ジジババとの会話も悪くありませんよ。